地味に食べるのが止まらない。最高のオニギリでお昼ご飯。 | 大工の休み時間

大工の休み時間

三島建設の2代目大工が書く日記です。
大工成分は少なめです。

こんばんは。
オニギリに手間をかけてみました。
2代目大工の三島です。


それはとある日曜日。
今日は嫁さんが1人でお出かけ。

お昼ご飯が私の担当になりました。


さて、なにを作ろうかな。


うーん。

子どもたちが好きなもの……。


あ、そうだ!

ネットで見た「最高のオニギリ」。
炊き方からこだわったすごいヤツ。

アレ、やってみたかったんですよね。


よーし、お昼はオニギリでキマリです!



記憶を頼りに検索。
えーっと、なになに。

まずは米研ぎ。
そのポイントは軽く研ぐこと……だそう。
こうすると海苔の風味に負けないらしい。


そして水は線より2ミリ下。
水を減らして粘りを抑えるためなんだとか。


さらにここからが最大のポイント。
先に塩を投入です。
コレはやったことないなぁ。
ちょっとビックリですよね。

量は米2合で小さじ半分。
写真の小さじは1/2のやつです。



準備できたらいよいよ炊飯。

我が家こだわりの炊飯器「直火匠(じかひのたくみ)」の登場です。

以前ブログでも紹介したガス炊飯器。

コイツなら間違いのないご飯を炊いてくれるはず。


お米をセットしてスイッチオン!
美味しいオニギリになあれ〜。










しばしの待ち時間。

子どもたちと遊んだりオカズを用意したり。



そしてやってくる炊き上がりの電子音。

ではいざオニギリ!



使うのはバットとウチワ。


ココに炊けたご飯を投入。
すかさず冷まします。
これはベタつきを抑えるためとのこと。

でも冷やしすぎはNG。
表面が少し冷えれば良いそうです。



お米2合でオニギリ8個分。
8等分して握ります。



ラップを使ってフンワリ握る。
そして握ったらラップを外す。

付けっ放しは汗をかいてベタつくのだそう。
なるほー。

表面がふやけたのは美味しくないですもんね。


しかしまぁ手順が細かい。
オニギリ専門店があるのも納得。

こだわればキリがなさそうです。


ふぅ、できたできた。

お昼ご飯の完成です〜。
オカズは卵焼きにウィンナー。
オニギリといったらやっぱりコレでしょ。

こどもたちも大好きですし。



ではいただきまっす!


さっそくオニギリからパクリ。

おお!?

あれ?


うむむ???




塩が薄い?


いや、違う。




あーなるほど。




これは「塩むすび」じゃないんですね。
炊飯前の塩は米の甘みを引き立てるためのモノ。

あくまで「最高のオニギリ」だった模様。


1人納得。
そしてもう一口パクリ。

ふむふむ。


ベタつかず柔らかな口当たり。
口の中でほどける食感。
噛むほどに分かるお米の甘み。


はぁ〜確かに美味いわコレ!!



食べていきなり

「美味い!」

とはなりません。
でもなぜか食べ進めてしまう。

そんな地味だけど確実な美味しさ。



さらにオカズもオニギリにピッタリ。
いいじゃな〜い。


子どもたちにも大好評。
素直に

「美味しい!」

と言ってくれました。



良かった良かった。

みんなでパクパクモグモグ。
2合のご飯もあっという間に完食。

美味しいモノは早く無くなりますね。


ただのオニギリ。
されどオニギリ。

決して特別な味はしません。
でも味わって食べると確実に美味い。

オニギリも立派な料理なんだなぁ。


雑に作ってもできる。
でも手間をかけると、かけただけ美味しい。

そんな和食の心にも通じそうな奥深さが見えた最高のオニギリだったのでした。