『0:34』(原題:0:34) | 映画鑑賞•MOVIEレビュー

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映画を淡々とレポートして行こうと思います。

製作年 2005年
製作国 イギリス ドイツ

【スタッフ】
監督 クリストファー・スミス
脚本 クリストファー・スミス
製作 ジュリー・ベインズ
ジェイソン・ニューマーク
【キャスト】
フランカ・ポテンテ (Kate)
ヴァス・ブラックウッド (George)
ケン・キャンベル (Arthur)
ジェレミー・シェフィールド (Guy)
ショーン・ハリス (Craig)
ポール・ラットレイ (Jimmy)
ケリー・スコット (Mandy)

[ストーリー]
深夜の地下鉄構内で暗闇の恐怖に苛まれるスプラッタ・ホラー。2005年1月、本国イギリスで公開されるや観客は口々に「当分地下鉄には乗りたくない」と口コミで広がり、大ヒットロングランを記録した。主演は「ラン・ローラ・ラン」「ボーン・アイデンティティー」のフランカ・ポテンテ。監督・脚本は新鋭クリストファー・スミス。

ファッション業界でやり手のスカウトウーマンとして働くケイト(フランカ・ポテンテ)。彼女に気があるらしいガイ(ジェレミー・シェフィールド)を振り切り、パーティーから別のパーティーへと向かおうとするケイト。街に飛び出したものの、容易にタクシーはつかまらない、やむを得ずケイトは地下鉄の駅へと向かうことにした…最終電車までは少しだけ時間がある。ベンチに腰かける彼女は、ほろ酔い気分でもあったため、ついうつらうつらとしてしまう…気が付いた時、終電はすでに出てしまっており、ホームにはほかに誰もいなかった。駅から出ようとするケイト。だが構内に人影はなく、それどころか、駅は外からシャッターを下ろされてしまっていた。始発が動き出す朝まで、このまま、ここで過ごすしかないないのか…。その時、車輪の音が響いてくる。最終電車は出てしまったはずなのに何故? ホームへと駆け下りると、その前に、地下鉄が滑り込んできた。乗り込むケイト。扉が閉まり、車両は走り出す。中を歩きながら、ケイトはその中に自分しか乗っていないことに気が付いた。一体、このロンドンの地下鉄では何が起きているのか。その直後、突如として車両の動きが止まり、明かりも消えてしまった。あたりは静寂と闇に包まれた。運転席へと向かうケイト。扉越しに話しかけるが答えはない。暗闇を裂いて懐中電灯の光が目に飛び込んでくる。ケイトを追いかけてきたガイだった。助かった、と思うケイトだが、ガイはその場でケイトに襲い掛かった。抵抗するケイト。その時、車両のドアが突然開き何者かが大きな力でガイを車両の下へと引きずり込んだ。ガイの断末魔の悲鳴が響く…


※感想はあくまで個人的な見解ですので、あくまで参考程度に読んでください(一部ネタばれ含みます)※

[感想]
地下鉄を舞台にしたスプラッター映画。先日観た『11:46』という映画も地下鉄を舞台にしたものだったので、シリーズなのかと思ったら全くの無関係。『11:46』は宗教的な恐怖を描いたものだが、この『0:34』は『ヒルズハブアイズ』に出てきたような、奇形児のような化け物が出て来て人を殺すという正真正銘のスプラッター。94年から使われていない旧ストランド駅で撮影しただけあって不気味な雰囲気は出てるのだが、ストーリー性が無いし、娯楽作品としてもシュチュエーション的に、今逃げれるだろ?みたいなところも多々あったり、痛いシーンも少なめなのでパッとしないかもしれませんが…観てない方は是非。

おすすめ度
★★★★★★☆☆☆☆

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