『ROOM-H6』(原題:H6: Diary of a Serial Killer) | 映画鑑賞•MOVIEレビュー

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映画を淡々とレポートして行こうと思います。

制作年2005年
制作国スペイン

【監督】
マーティン・ガリード・バロン
【キャスト】
フェルナンド・アカソ
マリア・ホセ・バウサ
ラクエル・アレナス
ソニア・モレノ
アレホ・サウラス

[ストーリー]
暴力嫉妬男が恋人と口論の末に相手を殺して逮捕される。刑務所から出てくると、弁護士に「あなたは縁戚の遺産を相続したんですよ」といわれ、古い建物を手に入れる。昔の赤線売春宿みたいなものだろうか。かなりボロいが、なにせタダである。そして幸運は続き美女巨乳ナースと出会って、スピード結婚。男はこの幸運を神の啓示であると考える。彼は妻にナイショで変態的な猟奇殺人に耽りだす。男はかつて実在したフランスのシリアルキラー、アンリ・ランドリュー(Henri Landru)に憧れている。アンリ・ランドリューにならって彼も日記を書いており、監禁陵辱拷問を経て殺人に至るまでの過程をポラロイド写真つきで事細かに記録していく。なぜ日記を書くかというと、彼は自分の行為を後世に残す価値あるものと信じているからである。奥さんが夜勤でいない間に、売春婦を連れ込む、食事済ませた後、下着姿にさせ案内するとその部屋には大きな作業テーブルがあり、テーブルの四隅には手足を拘束するための革バンドがある。窓はなく、壁はすべてビニールで覆われていた…


※感想はあくまで個人的な見解ですので、あくまで参考程度に読んでください(一部ネタばれ含みます)※

[感想]
監禁されて嬲り殺される、ゴア系のスプラッター映画にはありがちなシュチュエーション。しかもその男は過去の殺人鬼に感銘を受けていて、凌辱することで酒やドラッグに溺れてる売春婦を救えると信じている、サディズムに満ち溢れ狂った思考が描かれています。ただ殺害シーンやレイプシーンは迫力ない。凶器もテェーンソーだけ…気付いたら女の肉片がって感じでSAWとかホステルとかと比べたら全然物足りないでしょう…レイプも下着付けたなななんてあり得ないですしね。。。殺した女の肉を妻に内緒で料理として食べさせるなどキチガイっぷりは良いと思うんですけど。ロケーションは悪くないんだけど、全体的なクオリティーはB級。でも個人的に暗くてキチガイじみた感じは好きです、観てないかたは是非。

おすすめ度
★★★★★☆☆☆☆☆

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