「朧」は、月へんの龍なんだ、と感心していたところ、
翌朝回ってきた町内の回覧板に「龗」神社という一文を発見しました。
この地域は、季節の折々に氏神様のご祈祷の案内が回覧板で回ってきます。
今までの私は目だけは通してスルーしていたのですが、
その「龗神社」という文字を見つけたことで
一気に興味が沸いてしまいました。
この「龗」という字は「おかみ」と読みます。
雨かんむりに、口三つに、龍という字。
調べてみると龍という字の元になった字らしいです。
そして総画33!!(リンク→ウィクショナリー)
33という数字は先日綴った羽生結弦選手誕生数33のにみてもわかるように
神業的な力が宿っていると考えられていますが
「龗」という漢字が33になった訳がきちんとあるような気がします。
そして、
画数3の「口(クチ)」が「3」つあるというのも興味深いです。
雨へんに口三つの漢字は、「レイ」と発音するとのこと
→つまり、「霊」ということ?
ということは、
「龗(おかみ)」とは、龍の霊を神様とする・・・
御神(おかみ)=龍 を示す言葉なんだと思います、きっと。
私も結婚前の名前に思い当たる節があって調べてみたら、
なんと総画33画で、「特殊格」と出ました!
私の両親は画数など全く気にしていなかったので偶然です。
だって、
※「特殊格」は、成功までに波乱が多いなど、
どちらかと言えば男性向けの画数となります。
(いい名前ねっとより)
こういうところからも何かあるのかもしれないですね。
波乱が多い・・・そうですね。
波乱というより逆境だらけでした。
いつも男に生まれたらよかったのにと思っていたし
自分の名前が(響きも漢字も)大嫌いでした。
そんな名前嫌いな私が「misayama」と名乗っているのは
結婚しても名字が1字しか変わらなかったからです(笑)
やま◆ から やま◇ に変わっただけ。
結婚して無難な名字になったことは嬉しかったのですが、
私もLINEやインスタのIDにペンネーム的なものがほしいと考えて
変わらなかった部分の「山」と「みさ」を合わせて「misayama」とすることにしました。
そのときに「みさ山」っていう山はあるのかなーなんて軽い気持ちでネットを検索したら
「ヒュッテみさやま」というロッジを見つけて
そのレトロで小さい空間と、
ホームページの写真や字体や雰囲気すべてが
私の好きな要素満載で
(今っぽい言葉で言うとツボ!)
勝手にご縁を感じ、名乗らせていただいています。
そして、「ヒュッテみさやま」きっかけで
「御射山」という地名が長野県の霧ケ峰にあるのを知りました。
それから今日にいたるまでいつか訪れてみたい場所として頭の片隅に留めてあります。
さて、話は戻りますが
冒頭の「龗神社」が気になって
その日のうちに早速訪れてみたのです。
氏神様であるこちらの諏訪社に訪れたのは
確か娘が生まれて最初のお正月だけだったと記憶しています。
2012年のお正月以来かな?
諏訪社は家からだと国道1号線をまたいだところにあってちょっと遠く感じます。
家から一番近い神社は、前回のブログでも綴った元伊勢と呼ばれる神社で、この諏訪社の飛び地境内となっているので一応お参りできているものだと思ったりしていました。
久しぶりに訪れた諏訪社の境内には、
諏訪社概略という冊子があり、
「古事記にみる諏訪の神」と題したページがありました。
諏訪の神は、天皇家を中心としたヤマト王権に、国を譲った国譲りの神とのこと。
この言い伝えは、長野県の諏訪湖周辺の人々にはなじみ深いものだそうです。
そして、前述の「御射山(みさやま)」で知られる地域に「御射山神社」という神社があり、早速ネットで調べてみたところ、「御射山神社」は諏訪大社系の神社ということでした。
そう、この地域の氏神様の「諏訪社」とシンクロしています。
冒頭の諏訪山龗神社の説明書きには「風と水を司る神様」とあり、
また、
今も諏訪湖周辺の地域で行われる御射山まつりは、諏訪神を風を鎮める神として崇めているそうです。
東京出身でこの地域に縁もゆかりもない私たち夫婦が、いつか資産になるのならと、家を探し始めたのが2008年の夏でした。
この家は、初めて内見した日に即決しました。
通勤に便利で、角地で、ベランダが大きく、
希望条件はすべて当てはまっていたのもあったけど、なにより一番私たちの心をつき動かしたのは、風通しの良さでした。
南北の窓を開けてもらったとき
サーっと心地いい風が通り抜けて
夫とすごく気持ちいいねーと笑顔になったのを覚えています。まだまだ暑さの残る2008年9月の昼下がりでした。
というわけで
風と龍・・・
前回のブログ「風に吹かれて」で書いたことが一致しました。
シンクロですね。
私が龍について気になっていたわけが、ようやくわかった気がします。
ずっとメッセージを送られ続けていたのに
パートで働くことに一生懸命で
まったく受け取る準備ができていなかったのです。
ちなみに・・・
龍はよく神社の手水舎で見かけるくらいで、
特に意識したことはなかったです。
このインスタをあげたときはまだ龍への関心もなく、ただこの時撮った写真の水面といい龍といい、椿大神社のすべてが私には光り輝いて見えたのは間違いありません。