『情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記』堀栄三 著 その3 | ひろのブログ

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『情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記』
堀栄三 著 その3となります。
にっこり


前回のブログ記事は以下の通りです。

『情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記』

堀栄三 著 その2 アメーバブログ記事より



『情報なき国家の悲劇 大本営参謀の情報戦記』堀栄三 著 その2 アメーバブログ記事


目次となります。

にっこり

目次

まえがき 3 (4)
Ⅰ 陸大の情報教育 15 (29)
Ⅱ 大本営情報部時代(一) 44 (42)
Ⅲ 大本営情報部時代(二) 86 (73)
1 米軍戦法の研究と情報部 
2 情報戦から見た真珠湾攻撃
3 情報の審査 ― 航空戦が怪しい
4 敵軍戦法への認識欠く上層部
5 空域の思想 ― 飛び石作戦とは
6 米軍による上陸戦情報の解析
7 『敵軍戦法早わかり』の作成
Ⅳ 山下方面軍の情報参謀に 159 (84)
1 台湾沖航空戦の“大戦果”
2 誤った大戦果情報の波紋
3 情報は常に悪戯する
4 山下奉文司令官からの特命
5 米軍通信の諜報と情報処理 ☚今ココ
6 米軍のルソン上陸時期を進言
7 敵制空空域の間隙を衝く
8 「方面軍、大本営に殉ず」
9 司令部内にいた米軍スパイ
Ⅴ 再び大本営情報部へ 243 (42)
Ⅵ 戦後の自衛隊と情報 285 (42)
Ⅶ 情報こそ最高の“戦力” 327 (13)
あとがき 340 (3)
解説 保阪正康 343 (6)

以上となります。
凝視

半分ぐらい読み進めました。
非常に興味深い内容となっております。
当時の大本営発表の内容が、あまりにも過大であった原因を、著者は現場に飛んで突き止めます。
詳細については、本書『Ⅳ 山下方面軍の情報参謀に』「1 台湾沖航空戦の“大戦果”」 で語られています。
凝視驚き

本書163頁では、 ❝ブーゲンビル島沖航空戦では、後になってみると、大本営発表の十分の一にも足りない戦果であった。❞ との事です。

このような間違った情報を、ラジオや新聞記事を通じて垂れ流し続けた結果、当時の日本国民を糠喜びさせておいて、その後の悲惨な沖縄戦、本土大空襲、ヒロシマ・ナガサキ原爆投下となって行きます。
無気力

令和の現代も似たような状況に陥っております。
政府やマスコミの情報は、ほとんどが間違っている…。
文藝春秋社が、❝情報サバイバルマニュアル❞ と本書をアピールしておりますが、何が真実なのか?
ぼぉーっと生きていては押し流されてしまいそうな感じです。
驚き驚き驚き

今回はここまでです。
にっこり