吉田 悟 著『ビルマ戦補充兵』その5 | ひろのブログ

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吉田 悟 著『ビルマ戦補充兵』その5
となります。
にっこり

前回のブログ記事は、以下の通りです。

吉田 悟 著『ビルマ戦補充兵』 その4

アメーバブログ記事より



吉田 悟 著『ビルマ戦補充兵』その4 アメーバブログ記事


目次 となります。

にっこり

目次

はじめに 3 (4)

第一章 関東軍から南方軍へ 15 (7)
第二章 菊第五十五連隊を追って 22 (33)
第三章 慟哭のフーコン作戦 55 (22)
第四章 「断作戦」の展開 77 (18)
第五章 ナンカン南側高地の戦闘 95 (17)
第六章 ナンパッカの戦闘 112 (12)
第七章 メイクテーラ会戦 124 (40)
第八章 敗退の道程 164 (15)
第九章 シッタンの戦闘 179 (21)
第十章 終戦・降服 200 (21)
第十一章 抑留・収容所 221 (55)
第十二章 復員の日 276 (21)

あとがき 297 (5)

以上です。
凝視
無事読み終わりました。

最後100頁ほどは、英軍収容所での回想録となっております。
なかなか、日本への帰還の話がないため、色々と精神的な煩悶があったようです。
それでも無事に帰還できたことで、シベリア抑留者と比較すれば、英軍やインド兵が好意的で、また、現地のビルマ人も最後まで好意的で、その点はフィリピンなどと比較しても、ビルマは良かったと言う事です。
にっこり

あくまでも収容所での待遇についての感想であって、戦場としては、パプアニューギニアやソロモン諸島、フィリピンでの戦いよりも悲惨、過酷であったことは事実です。
本書は、かなり時間が経過して心の浄化が進んでからの回想録ですので、太平洋戦争、日中戦争全般を通じて、どこも日本軍の兵隊さん達は非人間的な扱いを強いられて、飢餓とマラリア、赤痢、熱帯潰瘍などの病気との戦いもあり、何処が比較的楽な戦場だったなどとは、後世の小生が判断できる立場にはありません。
真顔驚き驚き驚き

次の書籍は、ビルマ戦を離れて、参謀本部の話を読む予定です。

今回はここまでです。
にっこり