メアリー・シェリー、芹澤恵/訳 『フランケンシュタイン』 (新潮社) その5 | ひろのブログ

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ブログの説明を入力します。

メアリー・シェリー、芹澤恵/訳 

『フランケンシュタイン』 (新潮社) その5

となります。

にっこり


前回のブログ記事は、以下の通りです。


メアリー・シェリー、芹澤恵/訳 

『フランケンシュタイン』 (新潮社) その4

アメーバブログ記事より



メアリー・シェリー、芹澤恵/訳 『フランケンシュタイン』 (新潮社) その4 アメーバブログ記事


前回のブログ記事でもお断りした事ですが、
この書籍は、章ごとに分かれておりますが、章ごとのタイトルが有りません。

このため、前回のレマルク著『西部戦線異状なし』のように、章ごとに読了した後で、小生の考案したタイトルをつけさせていただく事とします。
にっこり

以下は、目次となります。
凝視

まえがき(一八三一年版) 7 (12)
1831.10.15 ロンドン メアリー·シェリー
序文(一八一八年 初版) 19 (4)
1817.9 マーロウ P.B.シェリー

第一巻
手紙 一 25 (7) 
17**.12.11 サンクトペテルブルグにて
R.ウォルトン → マーガレット姉
手紙 二 32 (7)
17**.3.28 アルハンゲリスクにて
R.ウォルトン → マーガレット姉
手紙 三 39 (2)
17**.7.7
R.ウォルトン → マーガレット姉
手紙 四 41 (16)
17**.8.5, 8.13, 8.19
R.ウォルトン → マーガレット姉

第一章 57 (10) ヴィクターの家庭
第二章 67 (13) ヴィクターの少年時代
第三章 80 (15) インゴルシュタット大学
第四章 95 (14) 生命の起源の研究
第五章 109 (13) 怪物の誕生
第六章 122 (17) エリザベスからの手紙
第七章 139 (21) 怪物との再会
第八章 160 (17) ふたりの不運な犠牲者

第二巻
第一章 181 (12) シャモニーの谷
第二章 193 (13) ヴィクターと怪物との対話
第三章 206 (13) 怪物の語り 農家の小屋
第四章 219 (11) 怪物の語り 言葉を覚える
第五章 230 (12) 怪物の語り 自分は何者か
第六章 242 (9) 怪物の語り フェリックスの物語
第七章 251 (17) 怪物の求めるもの 
第八章 268 (16) 怪物の孤独 復讐心
第九章 284 (10) 怪物の願いと誓い

第三巻
第一章 297 (17) ヴィクターのイングランド行
第二章 314 (15) オークニー諸島
第三章 329 (18) アイルランド
第四章 347 (20) ヴィクターの冤罪
第五章 367 (20) ヴィクターの結婚
第六章 387 (14) ヴィクターの告訴
第七章 401 (16) ☚今ココ
ウォルトンの手紙の続き 417 (29)

訳者あとがき 447 (9)

以上となります。
にっこり

もう少しで読み終わりそうな感じです。
只今、404頁です。
第二巻の、ヴィクターと怪物とが再会してから、怪物の身の上話が始まり、そこから読者を物語に引き込んで行く感じです。
最も、読者と言うよりは小生の場合は…。
と言う事になります。
凝視真顔

著者のメアリー シェリーは、1797年生まれで、
『フランケンシュタイン』を匿名で出版したのは、1818年と記載されております。
書き始めたのは、1816年と言う事ですから、早熟の天才ですね。
凝視

映画🎬と違って、いかにして怪物を造ったのかは、曖昧となっておりますが、他は合理的な話の運びとなっているようです。
ここまで読んで来て、怪物は仲間が居なくて非常に孤独を感じています。

例えば、手塚治虫氏の『火の鳥 未来編』だったと思いますが、地球人類が滅亡して独りぼっちになった科学者の主人公が、試験管で知的生命を誕生させます。名前はブラッドベリ―と名付けましたが、早めに試験管から外に出て亡くなります…。
驚き無気力無気力

たった独りぼっちだと、生きている事に耐えられないと言うのは、実感では分からなくてもある程度は、想像出来ますね。
怪物の願いを創造主のヴィクターが受け入れないので、怪物も破れかぶれな状態。

前回のブログ記事でも記述しましたが、映画🎬では
『フランケンシュタインの花嫁』があります。
凝視真顔

その他に思いついた映画は以下の2つです。
何れも、新生物の創造ですね。

『ブレード・ランナー』のレプリカント
『ドクター・モローの島』の獣人

ブレードランナー 
Wikipedia ウェブサイトより


Wikipedia ウェブサイトより、少しだけ引用して置きます。

❝ 21世紀初頭、遺伝子工学技術の進歩により、タイレル社はロボットに代わるレプリカントと呼ばれる人造人間を発明した。彼らは優れた体力に、創造した科学者と同等の高い知性を持っていた。 ❞

以上です。
凝視

ドクター・モローの島 
Wikipedia ウェブサイトより


Wikipedia ウェブサイトより、少しだけ引用して置きます。

❝ 時が流れたある日、召使が密林で獣のような姿をしているのを目撃したブラドックはモローの研究に不審を抱き、彼の研究室に忍び込む。そして、モローの研究の戦慄の真相を知ってしまう。モローは特殊な液により、獣を人間化するという恐るべき実験をしていたのだ。 ❞

以上です。
凝視驚き

令和の現代も、人魚の死骸が流れ着いたとか、陰謀論におけるクローン人間の創造ですね…。
あと、クリーチャーがあります。
吸血怪獣チュパカブラは、遺伝子工学も関係しているようですが、宇宙人が関係しているようです。

クリーチャーで一番恐ろしいのは、何と言っても『遊星からの物体X』ですね〜
グラサン

『フランケンシュタイン』から話が離れて行きますので、このぐらいといたします。
凝視

今回はここまでです。
ニコニコ