小松茂朗 著『関東軍参謀』 その1
小松茂朗著『関東軍参謀』を読み進めています。
この書籍は、一度紹介しております。
こちらが、ブック・オフの掘り出し物
小松茂朗著『関東軍参謀』です。
カバー背表紙をめくると、以下の記載があります。
❝左側中央の人物が関東軍作戦参謀草地貞吾大佐。❞
とあります。 色褪せて見えますが、元々このような装幀となっていると推定されます。
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
また、この書籍は、2004年5月9日 印刷となっておりますが、珍しく紙質が良好で、この時の潮書房光人新社様は、奮発して良質な紙を使用しています。
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/615.png)
![愛](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/609.png)
![飛び出すハート](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/610.png)
お陰様で、古本にも拘らず、綺麗な書籍のままです。
カバーは少々汚れておりますね…。
![凝視](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/629.png)
![真顔](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/622.png)
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20230909/20/misatohiro47626/6b/20/j/o0762108015335980467.jpg?caw=800)
こちらが、背表紙です。
潮書房光人新社ではなくて、光人社となっております。
潮書房と経営統合をなされたのか、その点は預かり知らぬ事ですので、これ以上は詮索いたしませぬ。
光人社の最後の出版物として、奮発して良質な紙を使用した可能性は否定出来ません。
と、勝手に想像をしてみました。
以下は、以前紹介したときのブログ記事です。
BOOKOFF 掘り出し物 その2
アメーバブログ記事より
この時のブック・オフの掘り出し物は、
『続•蒼空の河』『ビルマ戦補充兵』『関東軍参謀』の3冊です。
小松茂朗著『関東軍参謀』について…。
❝本書は、関東軍参謀の草地貞吾大佐の話です。
草地貞吾大佐は、昨年の映画🎬『ラーゲリより愛を込めて』の原作本 辺見じゅん 著『ラーゲリ 収容所から来た遺書』にも登場しています。❞
と、前回のブログ記事では紹介しました。
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
著者の小松茂朗氏も、シベリア抑留を経験された方ですので、本書もシベリア抑留の様子が叙述されています。
とは言いつつも、まだまだ読みはじめたばかりなので、頁を手繰っての紹介ですね。
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/615.png)
小生は、ここ数年ほど、シベリア抑留について、興味関心を持っております。
この為、シベリア送りになったドストエフスキーの実録小説『死の家の記録』(新潮文庫)や、小林秀雄氏の評論『ドストエフスキーの生活』(新潮文庫)も購入しました。
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
これから読む予定です。
いつ読むかは、気分次第です。
![凝視](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/629.png)
![驚き](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/619.png)
以下は、小生が読んだシベリア抑留記です。
① シベリヤ抑留兵よもやま物語 斎藤邦雄
② シベリア俘虜記 穂苅甲子男
③ 私のシベリヤ物語
捕虜生活三年間の青春 小川護
④ シベリヤ抑留記
凍土に斃れた戦友を悼むレクイエム
山本喜代四
⑤ シベリア強制労働収容所黙示録 小松茂朗
⑥ 収容所から来た遺書 辺見じゅん
⑦ シベリア抑留1200日ラーゲリ収容記
小松茂朗
以上、7冊となります。
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
小松茂朗著の書籍は、2冊ありますね。
シベリア抑留記は、本書で3冊目となります。
草地貞吾大佐の略歴や著作など、ウィキペディアで紹介されています。
リンク🔗 及び、シベリア抑留関連著作について、掲載しておきます。
![にっこり](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char4/614.png)
草地貞吾 - Wikipedia
ウィキペディア ウェブサイトより
ウィキペディア ウェブサイトより、
引用して紹介します。
❝
著作
『地獄遍路』
(日刊労働通信社シベリヤ叢書、1958年)、シベリア抑留記
『その日、関東軍は 元関東軍参謀作戦班長の証言』(宮川書房、1967年)、関東軍の終戦始末
『関東軍作戦参謀の証言』(芙蓉書房、1979年)、『地獄遍路』と『その日、関東軍は』を訂正合本
改訂版『関東軍作戦参謀草地貞吾回想録』
(芙蓉書房出版、1999年)
❞
今回はここまでです。
![ニコニコ](https://stat100.ameba.jp/blog/ucs/img/char/char3/002.png)