小松茂朗 著『関東軍参謀』 その1 | ひろのブログ

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小松茂朗 著『関東軍参謀』 その1


小松茂朗著『関東軍参謀』を読み進めています。

この書籍は、一度紹介しております。




こちらが、ブック・オフの掘り出し物
小松茂朗著『関東軍参謀』です。
カバー背表紙をめくると、以下の記載があります。

❝左側中央の人物が関東軍作戦参謀草地貞吾大佐。❞
とあります。 色褪せて見えますが、元々このような装幀となっていると推定されます。
にっこり
また、この書籍は、2004年5月9日 印刷となっておりますが、珍しく紙質が良好で、この時の潮書房光人新社様は、奮発して良質な紙を使用しています。
ニコニコ愛飛び出すハート

お陰様で、古本にも拘らず、綺麗な書籍のままです。
カバーは少々汚れておりますね…。
凝視真顔



こちらが、背表紙です。

潮書房光人新社ではなくて、光人社となっております。

潮書房と経営統合をなされたのか、その点は預かり知らぬ事ですので、これ以上は詮索いたしませぬ。

凝視驚き

光人社の最後の出版物として、奮発して良質な紙を使用した可能性は否定出来ません。

と、勝手に想像をしてみました。

ニコニコ飛び出すハート





以下は、以前紹介したときのブログ記事です。


BOOKOFF 掘り出し物 その2

アメーバブログ記事より


BOOKOFF 掘り出し物 その2 アメーバブログ記事 



この時のブック・オフの掘り出し物は、
『続•蒼空の河』『ビルマ戦補充兵』『関東軍参謀』の3冊です。

小松茂朗著『関東軍参謀』について…。

❝本書は、関東軍参謀の草地貞吾大佐の話です。
草地貞吾大佐は、昨年の映画🎬『ラーゲリより愛を込めて』の原作本 辺見じゅん 著『ラーゲリ 収容所から来た遺書』にも登場しています。❞

と、前回のブログ記事では紹介しました。
にっこり

著者の小松茂朗氏も、シベリア抑留を経験された方ですので、本書もシベリア抑留の様子が叙述されています。
とは言いつつも、まだまだ読みはじめたばかりなので、頁を手繰っての紹介ですね。
ニコニコ

小生は、ここ数年ほど、シベリア抑留について、興味関心を持っております。
この為、シベリア送りになったドストエフスキーの実録小説『死の家の記録』(新潮文庫)や、小林秀雄氏の評論『ドストエフスキーの生活』(新潮文庫)も購入しました。
にっこり
これから読む予定です。
いつ読むかは、気分次第です。
凝視驚き

以下は、小生が読んだシベリア抑留記です。


① シベリヤ抑留兵よもやま物語 斎藤邦雄
② シベリア俘虜記 穂苅甲子男
③ 私のシベリヤ物語
  捕虜生活三年間の青春 小川護
④ シベリヤ抑留記
  凍土に斃れた戦友を悼むレクイエム
             山本喜代四
⑤ シベリア強制労働収容所黙示録 小松茂朗
⑥ 収容所から来た遺書 辺見じゅん
⑦ シベリア抑留1200日ラーゲリ収容記
                小松茂朗

以上、7冊となります。
にっこり
小松茂朗著の書籍は、2冊ありますね。
シベリア抑留記は、本書で3冊目となります。


草地貞吾大佐の略歴や著作など、ウィキペディアで紹介されています。

リンク🔗 及び、シベリア抑留関連著作について、掲載しておきます。
にっこり

草地貞吾 - Wikipedia
ウィキペディア ウェブサイトより



ウィキペディア ウェブサイトより、
引用して紹介します。

著作

『地獄遍路』
(日刊労働通信社シベリヤ叢書、1958年)、シベリア抑留記

『その日、関東軍は 元関東軍参謀作戦班長の証言』(宮川書房、1967年)、関東軍の終戦始末

『関東軍作戦参謀の証言』(芙蓉書房、1979年)、『地獄遍路』と『その日、関東軍は』を訂正合本

改訂版『関東軍作戦参謀草地貞吾回想録』
(芙蓉書房出版、1999年) 



今回はここまでです。
ニコニコ