シューベルト時代のフォルテピアノ(ローゼンベルガー)によるシューベルティアーデ< 第4回 シューベルトと対位法>連弾作品連続演奏会が昨夜、岬町の山名先生のご自宅であったので参加してきました。
第4回目はいよいよ晩年の名曲、幻想曲 D940とアレグロ「人生の嵐」D947を中心に、シューベルトがごく初期の作品から晩年まで通してこだわり続けた対位法との関わりに焦点をあてたものだそうです。
Schubertiade part 42015.12.29. 16:00 Cubetto di Musica a Misaki (Osaka)
Schubert's piano music for 4 hands:
Fantasie c-moll D48, 
Fantasie f-moll D940, 
Allegro a-moll “Lebensstürme” D947, 
Fuge e-moll D952, 
Trois Marches militaires D733-1,3
Vier Polonaisen D599-3,4
Toshiyuki Yamana & Tomoko Yamana6oct.fortepiano by M. Rosenberger c.1820
1820年製のフォルテピアノは現在のピアノとは音を出す機構が少し違います。
休憩時間に鍵盤を引っ張り出して機構について説明を始める山名先生・・・
ハンマーは現代のピアノに使われているフェルトではなくなめし皮で出来ているそうです。
それも製作当時のオリジナルの部品も沢山残っていて、アンティークマニアの松本としては堪りません!
200年前のシューベルトが生きていた時代の楽器が未だに演奏出きて当時と同じ音を出しているなんて本当に奇跡だと思います。
間近でその演奏を観れて感動しました。
アンコールのシューベルトの軍隊行進曲では会場の皆さんが手拍子で参加して楽しい演奏会が終了しました。
後ろの暖炉から温かい熱線が飛んできて背中がほっこり!
暖炉の写真を撮るのを忘れたのでこれは3年前に先生宅にお邪魔した時の画像です。
http://ameblo.jp/misaten-tomokai/entry-11442801943.html
つづく




