シューベルティアーデ・つづき | [みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入)

[みさと天文台友の会 松本のブログ] 星も音楽もド素人なのに何故か会長になってしまった松本の悪戦苦闘の日々(会長就任8年目に突入)

みさと天文台は和歌山にある紀美野町立の天文台です。友の会は星とみさと天文台を愛する人の集まりで、ボランティアで出張観望会を開催したり、天文台でのイベントを魅力あるものにする為に活動しています。 友の会に入会すると、みさと天文台の機関誌が毎月送られてきます。

シューベルティアーデで息の合った演奏を聴かせて下さった山名先生夫妻は演奏に使われたミヒャエル・ローゼンベルガー製作(1820年頃)のフォルテピアノの動画をYouTube上にアップされています。
このフォルテピアノには6本のペダルが付いています。
現在のピアノには3本しかありませんが、200年前の淘汰される前の時代には楽器職人がそれぞれ試行錯誤を繰り返していた時代があったようです。


­動画では使用例として4手連弾でシューベルト:6つの大行進曲 D819-4 Trio を山名敏之先生と山名朋子先生が演奏されています。
先生達の足だけが映っているマニアックな動画です。

左端のトルコペダルは太鼓と鐘の音がします。
動画では太鼓の音が正確に聞こえていませんが本当はもっと太鼓らしく聞こえます。実際にはピアノの響板を叩いているそうですが、本当の太鼓を叩いているように聞こえます。

この楽器の演奏を聴くと当時のピアノ職人のドヤ顔が目に浮かびます。
200年前の音が当時のまま、当時の曲の演奏が聴けるなんてすばらしい企画です!
次回も楽しみにしています!