久しぶりに田舎の実家へと帰省した。

その時めずらしく父と色々語った


父は昔からよく家族をキャンプや温泉旅行に連れていってくれた

私達兄弟が大きくなり手が離れてからは、父母の両親、義姉(母の姉)を連れて毎年温泉旅行に連れていっていた


父母の両親が亡くなったり施設に入ってからは、義姉と父母の3人で毎月食事会をしているようだ

それも数年続けている


普段はキャンプ場の管理の仕事をしながら、庭で畑をやり、酒も飲まない地味でマメな働き者の父である


そんな父の今の愚痴は、母の「飛行機に乗って夫婦で旅行に行きたい」という願い(注文)だ


一見よくあるかわいい願いなのだが、、


父としては「この数十年、自分なりにやれることはやってきた。これからは自分の趣味を尊重していきたい。だから旅行は友人や姉と行ってきて欲しい」のだという。

そしてその本音を母に言えずにいるのである


ハッキリ断るのが苦手な父は

「仕事が忙しいから」「女同士の方が何かと都合がいいだろう」と、ていのいい表現でかわし続けていて、それに母は納得がいかず帰省するたびに父と母の押し問答が繰り広げられている😅




まだ父の半分近くしか生きていない自分だけれど、夫婦間でのオシゴト(相手の趣味に付き合う、相手の親族付き合い、、etc)を自分なりに尽くした末に、もうここらで自分の人生にベクトルを向けていこうという気持ちはよくわかる


わがままではない。

静かな自立だ


それでも父の妥協案で、近場の温泉旅行はたまに連れていっているそうなのだが(母の性格上、かえって旅行欲が高まることになりかねないが)


ここまで話を聞いた私は

そうだよね、お父さんもう十分やったんじゃない?

はっきり振ってあげるのがお互いのためかもよ

と伝えた


父は何とも言えない表情で切なく笑った

それができない歯痒さかも知れないし

周りからは母を擁護する言葉を言われてきたのだろうとも思った



まあ、あとは父の課題だ。

がんばれ父ちゃん🇯🇵


全くドライな娘である