こんにちは。
100日ブログ7日目。
前回の記事
のつづきです。
食べるにまつわるいろんな体験と
人間のリアルを垣間見せてくれる本。
「あなたのためを思って」お見舞いに
持ってきてくれたものが食べれないもの
で、食べられないと言うと、
「せっかくだから」と一口でも食べさせ
ようとする。大腸の病気で食べられない
というのに。
「あなたのためをおもって」というのは
時に踏み絵をふまされるような気になる
時がある。
私は18歳で進学のために上京し、そこから
約18年実家から離れて暮らしていた。
食べるものも生活様式ももちろん変わる。
当たり前だけど自分仕様になる。
震災をきっかけに実家に戻ってから
一番揉めたのは食事のことだった。
特に、関東では放射能の心配があって
私も一時期のどの不調が出ていたから
食べるものに気をつけていた。
実家は西日本でその中でも地震が
あまり起こらない地域なので、
もちろん同じ感覚を持つことは
できないけど、
それだけでなく
添加物のこと、基本の調味料のこと
色々わたしと考え方が違っていて、
結構疲れてきた。
もちろん実家は実家で、
昔から変わらないやり方できてて
ただ私が変わっただけと言えばそう。
風邪をひいた時は、いつもどおりの
ごはんじゃなくて、食べる量を減らし
とにかく睡眠をとりたいけれど
「何か食べないと」と言い続ける母。
出したものを食べないと不満なのだ。
ただ、その時期、その日、その時の
体調によって、食べたいものも量も
タイミングも変わってくる。
人と一緒に暮らすのだから、
そうも言っていられないと、次第に
何も言わなくなっていき、
世の中でオーガニック食品がコンビニ
でも買えるようになってきた頃、
私はなんでも気にせず食べる人だった。
ただ、自分が求めるものにフィットしない
ものを食べ続けるのは、どこか自分の感覚を
鈍らせるところはある気がする。
今年になって知り合った友人の影響で、
そこを諦めるのではなく、自分で決める
自分で選ぶことを増やし始めた。
ただ、これがよい、という考え方が
どこかの本に書いてあったり思想の
影響であって、本当の体と心が求める
ものとは、違っている可能性もある。
ということは、頭に置いておこうと思う。