おはようございます。

100日ブログ6日目。

 

 

関東方面の方々、

大きな地震がありましたが大丈夫でしたか。

どうかこのあとも気をつけてお過ごしください。

 

 

さて本日は、

最近読んで興味深かった本の紹介です。

 

 

『食べることと出すこと』

頭木 弘樹 (著)

 

 

 

潰瘍性大腸炎の患ってからのことを

赤裸々に綴られています。

 

 

昔ヨガを学び始めた頃、

生理解剖学の講座に出て、

生き物の原初の姿は食べて出すだけの

単純なものだった。

 

 

と聞いた記憶があります。

 

 

今の人間の体で言うと『腸』。

 

 

最近は、「腸は第二の脳」と言われたり

いやいや、どちらかというと第一の脳では?

という記事も目にします。

 

 

この本で面白かったことは、

 

 

病気になったことによって体験した

人との境界線、距離感、

病気になった人への思いやり

のように見えてこまった親切心とか。

 

 

病気になった人と、そうでない人との

分かり合えなさ

 

 

病気になったことで食べられなく

なったものがたくさんあって、

 

 

人と同じものを食べられない

ということは、人を分断していく

ことがある。

 

 

私はこの病気になったことは

ないけれど、

 

 

食べ物を同じくする、しない、

ということは、家族内でも分断が

起こり得ると思う。

 

 

同じ釜の飯を食う、ことが団結力を

強くするよい一面でもあり、

 

 

同じ家族であっても、食べ物の好み、

合う合わない、病気や体調によって、

日々体がもとめるものが変わるのなら、

 

 

「あなたのためを思って」も、

最高に美味しいものだとしても、

本当のその人のためにはならにこともある。

 

 

食べることと出すことをテーマにしながら

 

 

「この体験わたしもしたことある」

 

 

と過去の体験が様々に思い出されてきたのです。

 

 

食べることについて、また書きたいと思います。