福岡暮らしが始まって1か月以上が過ぎましたが、やっと暑さも落ち着いてきました。チャンネルくららのYouTube番組『経済ニュース最前線』『国防ニュース最前線』は継続させて頂いていますが、毎回どんどん肌の色が黒くなっていて「桜林はいったい、どこで何をしているんだ!」と言われています。ほとんど家の中にいるのですが、朝の軽いジョギングや車に乗って買い物に行くだけでも日焼けはするようです!

 

 

今まで夜勤の仕事もあり、1週間まるまる自由に使えることはなかったですが、全ての日を朝から活動できる毎日を有効に過ごしています。九州の歴史に触れるため、こちらに来てからビルマ戦線を描いた『菊と龍』も読み返しました。

 

 

先日テニスの全米オープンを制したノバク・ジョコビッチ選手の本を読んでから緩いながらもグルテンフリー生活を実は密かに始めたため、ワインかまたはビールなら「のどごし生」(これはグルフリなんです)をお共に『緋牡丹博徒』もまた観始めています。

 

 

藤純子さんの名演技に九州のお国言葉を学び!?そして世界のニュースにも耳を傾けています。そうすると、日本の報道とは関心事が随分と異なることに気づきます。

 

 

例えば、ローマ法王が来日の意向を示されているというニュース、実現すれば38年ぶりということです。長崎・広島の両被爆地が訪問の要請をしていることもあり、日本国内では被爆国の訪問という文脈で伝えられることが多いように感じますし、また訪日という部分だけに注目しているのですが、世界から見れば訪日は多様なイシューの中のひとつの点に過ぎず、むしろもっと大きな問題をキリスト教や信仰というくくりの中に見出しているようです。

 

 

その中で最大にして最も日本で知られていないと思われるのは中国との問題ではないでしょうか。バチカンはこれまで「中国のキリスト教徒には信仰の自由がない」として国交を断絶してきましたが、ここにきて急接近が報じられています。中国国内にはプロテスタントが3800万人、カトリックが600万人というキリスト教信者が存在すると言われますが、司祭の任命権を中国共産党が握っているため、ローマ法王が任命する世界中の教会とは一線を画しています。中国にもローマ法王に忠誠を誓う信者の人々はいわゆる「地下教会」で信仰を保っているということなのです。そしてその数も相当に増え、政府発表よりも倍以上の信者が存在するのではないかと言われています。

 

 

中国政府はこうした信仰を警戒し、牧師や神父を拘束したり教会を破壊するといったことまでしているようです。しかし、信仰の力は逆風下でむしろ強くなるものです。拡大する信者数などを受け、中国政府としては、弾圧よりもバチカンと折り合うことで今後は地下教会も「公認」ということになれば、より管理もしやすくなるという判断をしたようです。

 

 

しかし、このことはバチカンと関係を築いていた台湾との断交につながるのではないかと台湾側からは憂慮の声があがっています。

バチカン側の決断はまだ分かりませんが、このままの流れだと、中国国内に巨大な規模の共産党公認のキリスト教徒と、本当の(バチカン公認の)キリスト教徒が混在し、後者がますます迫害されるということになるのではないか?と案じる声も出始めているようです。

 

 

日本の「潜伏キリシタン」が世界遺産に登録されたことも、今回の訪日の意向には関係があると思われますが、日本人でこのことの意味を説明できる人は決して多くないでしょう。歴史のある素敵な教会などの建物が観光資源になるのでいいんじゃない?くらいの認識ではないかと。

 

 

世界中には今も民族や宗教、色々な理由で迫害に遭い苦しみながらも生命のエネルギーを輝かせている人々がいる。日本にも時代時代にそのような人々がいて、類まれな精神力で色々なところで歴史を紡いできた。この日本人独特の特性がむしろ評価を得ているとすれば、耐え忍ぶことが過去のものとなりつつある私たちは将来どんな「遺産」を残せるのでしょう。隣国で困難の中にいる人たちもいるようですが、私たちは政治的な干渉もしたくないので日本にお越しの際にはそんなことは忘れてどうぞエキゾチックな建物をお楽しみ下さい、などといったスタンスでは薄っぺらい国だと思われるのではないかと、ちょっと案じています。それは潜伏キリシタンの歴史を持つ日本としての態度としては物足りなく感じられるのではないでしょうか。

 

 

 

 

出演のおしらせ

9月6日の深夜、北海道胆振地方を震源とする地震がありました。今現在も警察・消防そして自衛隊による活動は継続されています。被災地の皆様にお見舞い申し上げるとともに1日も早い復興を祈るばかりです。自衛隊においては9月~10月という期間は多くの記念行事が予定されていますが、災害派遣に伴い中止となった部隊もあるようです。

 

 

そうした中ですが、東京でのTV出演のおしらせです。

9月12日(水)朝7時~8時半 東京MXテレビ「モーニングクロス」に出演します。

地方でもエムキャスというシステムで観られるようです!モーニングロスHPに詳しく出ています。

 

本当に暑いですね・・。いえ、あまりそんなことを口にしないようにしようと心がけていましたが、福岡県での生活が始まってから遠慮なく言えるようになりました。「あつい・・・」と。

 

 

東京では暑くても退避する場所も多く、なんとかなるのですが、車が主な移動手段となると、車のエアコンが効くまで(古い車だからか?)の間に熱中症になりそうです。で、実際、この日差しにくらっときて、知人宅の階段の2階から滑り落ち、暑さと痛みで寝られない日々を過ごしていました!皆さんもお気を付け下さい~(私だけですか、こんなことをやらかすのは・・)。

 

そんな中、今月号の『hanada』(2018年8月25日発売)に拙稿が掲載されました!「災害派遣と自衛隊の苦悩」として、様々な問題提起をしております。グラビア特集「自衛隊の皆さま、ありがとうございます」とあわせてご覧頂ければ幸いです!

 

 

長らくご無沙汰してしまいました。8月1日からしばらくの間、福岡県で暮すことになり、慌ただしい日々となっておりました。

 

『テーミス』など紙面での連載や、YouTubeのチャンネルくらら『上念司の経済ニュース最前線』は月に1回、『国防ニュース最前線』は、なるべくウイークリーで続けていく予定ですので、引き続きどうぞよろしくお願いいたします!

 

因みに『テーミス』の先月号では連載が掲載されなかったため、「やめたのか!?」との問い合わせを頂きましたが、編集部の方針で1回見合わせになりました。お詫び申し上げます。

 

防衛問題の取り組みとは別にニッポン放送でのデスク業務も続けてきましたが、こちらは東京を離れている間お休みを頂戴します。再び皆さまのお耳にかかれることになるかと思いますので、この期間、メインテナンス&パワーアップに努めます!

 

以上、ご報告まで!今後とも引き続き、どうぞよろしくお願い申し上げます!

 

 

おしらせ2つです。

 

●本日(7月11日(発売の夕刊フジに緊急寄稿として拙稿が掲載されるようです。なお夕刊フジ電子版にお申し込み頂いたとのご報告を先月の連載時にも頂き嬉しい限りです。引き続き電子版もよろしくお願いいたします。

※今、夕刊フジを新規購読すると8月末まで月額100円(税別)でお読みいただけます。
申込期間:2018年7月31日(火)まで
※2018年9月1日(土)から通常の月額1,000円(税別)に自動的に切り替わります。

 

 

●明日、7月12日(木)朝7時~8時半は東京MXテレビ『モーニングクロス』に出演します!

 

以上です。