(冬に咲くシロツメクサ 岡山県備前市 2023年12月1日撮影)
日課にしている散歩道では、12月になってもシロツメクサと西洋タンポポが咲いています。
田んぼの畦道に咲くシロツメクサ。葉っぱも青々と茂っています。
20cmほどに伸びた彼岸花の細長い葉っぱに混じって咲いているものも。
シロツメクサは冬にも咲くのですね。
(冬に咲く西洋タンポポ 岡山県備前市 2023年12月1日撮影)
西洋タンポポも春のイメージですが、こちらも12月になっても元気に咲いています。
調べたところ、西洋タンポポは晩秋や初冬に咲く個体もあるそうで、ただ寒い時季のものは花茎が短いとのこと。
よく見ると確かにそうですね。
暖かい頃に咲いた右の花茎は約20cm、12月に咲いている左の花茎は約2cm。
花茎が短くても虫が蜜を吸いに来ていました。どうやら受粉に問題はないようです。
春ほど葉っぱも茂らず、花茎を長くして虫にアピールする必要もありませんから、不必要なエネルギーは消費しないという植物の知恵なのでしょうね。
(写真)岡山県備前市 シロツメクサ 西洋タンポポ 2023年12月1日撮影