№1456『道草いっぱい』 | グランマみさ子の≪絵本がつむぐ愛と平和≫

グランマみさ子の≪絵本がつむぐ愛と平和≫

絵本から広がる・つながる愛と幸せ。誰もが愛に満たされ、幸せに生きられる世界を夢見て。ちいさな一歩を踏み出します。

(一財)絵本未来創造機構認定の

EQ絵本講師 渡辺みさ子です。

 

2020年2月より、日々感じる思いを、

絵本の紹介とともに、書きつづっています。

 
 
№1456 温故知新のようなもの

まるで引き寄せられたようでした。

絵本塾のフィールドワークで、
平野郷を散策することになるとは!

絵本塾の受講者さんK氏が、
ジグソーパズルの作品を
平野図書館で展示しているので、
昨日の絵本塾は平野図書館行きに変更。

そして、
K氏に歴史ある平野郷をご案内していただき、
まさにフィールドワークとなりました。

圧巻は最初に訪れた杭全神社の御神木、楠。
樹齢1000年の巨木です。

いくつもの洞、苔むした太い幹。

歴史を生き抜き、威風堂々とそびえたつ様に、
長寿の魅力を感じました。

こんなふうに生きられたらなあ。

平野は町ぐるみで、
博物館のようになっているおもしろい町。

町屋の散策は、
昔懐かしいものとの出会いがあちらこちらにあり、
感激の連続でした。

ミニサイズのだんじり、刀、創業400年の和菓子屋、
駄菓子屋さんのおばあちゃんの部屋等々。

古いもののよさを感じながら歩いていた時、
どこかのお寺の張り紙にうなりました。

「恩は返すものではなく、深めるもの」
古い諺の中に、新しい感覚を感じました。

これかぁ~!

今を生きる私が、
歴史を感じる中から何を新しく見出すか。

私が引き寄せられたのは、
温故知新のようなものでした。

❤今日の絵本
『道草いっぱい』

やしまたろう・みつ/文・絵 マコ岩松/訳

(創風社)

学校からの帰り道、道草で、
村で働く人たちを見ました。
桶屋さん、染物屋さん、お菓子やさん、
畳屋さん、提灯屋さん、看板屋さん…
絵本作家の八島太郎さんが子供の頃に過ごした
鹿児島県大隅半島の小さな農村の様子を、
故郷への愛情たっぷりに描いた絵本。

 

 
 
 
わたなべみさこの絵本『おばあちゃんはおじいちゃんがすき』の情報は、こちらラブラブ