笠ヶ岳-09/12 | カヌーイストなラガーマン

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以上を徒然なるままに書いています。

天気:曇り時々晴れ
メンバー:ソロ
新穂高温泉バス停5:00~新穂高温泉バス停17:30



前夜のみくりが池温泉とガストでのがっつりご飯で
 
車の中でぐっすり眠れました。
 

 

さて、笠ヶ岳の登山口である新穂高温泉へと。

 

この新穂高温泉近辺の駐車場は平日でも大変混雑しており、

 

また、駐車場もいろんな場所にあるらしく

 

情報収集も兼ねて赴いたものの。。。。 

 

さくっと駐車でき、

 

当初は別に登れなくていいかなと思ってたんですが。。。。

 

いいのか悪いのか登れることになりました。

 

日帰り登山にしてはのんびり目の5時に出発。

 

頭の中では、

 

早く出発することをせがむ天使と、

 

温泉にのんびり入って過ごせばいいんじゃねという悪魔が

 

しばらく戦っており、

 

かろうじて天使が勝ってしまいました。。。

 

 

薄暗い中 林道を1時間程てくてくと。

 

新穂高温泉は笠ヶ岳のみならず、

 

槍・穂高連峰をはじめ、双六岳、

 

さらには黒部五郎岳・雲ノ平方面へ縦走するための一大登山基地。

 

未明から多くの登山者のライトがあちらこちらで点灯していました。
 
例えるならば。。。。学生の時に遊んだ六本木みたいなもんですかね。
 
昼も夜も関係ない不夜城です。
 
笠ヶ岳の登山口が近づくにつれ、
 
山頂への尾根道である笠新道がくっきりと。
 
あれ。。。。登るのか。。。。
 
この笠新道、ネットではすこぶる評判が悪い。
 
急登で数時間のぼり、そして下山も膝がガクガクになるなど。
 
誰一人として好意的に書いてないので、
 
まあそういうことなのかなと心構えをしておりました。
 
 
その笠新道の登山口に到着。
 
誰一人 こっち方面に行かへんやん。。。。みなさん双六岳方面へと。
 
 
しんどかったら あっさりと途中で引き返して次回にしようと思い、
 
ゆっくりと登りだす。
 
 
ここ。。。焦らずゆっくり目のペースで歩くとして、
 
全行程を13〜14時間かけることを前提にすると、
 
この笠新道に4時間かけて登るくらいにしてはどうなのかなと。
 
登山口が標高1400未満だったかな。
 
で、1時間登って1700。
 
ってことは時間あたり300〜400m標高あげたらいいんじゃね と。
 
下山時に暗くなったらヘッドライトつければいいだけだしね。
 
と思うと気が楽になりました。
 
 
この笠新道 余裕持って登ってみるとそんなに悪くないような気が。
 
個人的には好きな登山道かな。
 
それなりに変化があってむしろ楽しい登りだと。
 
朝から笹を刈って整備してる人もいるくらいちゃんとした道だし。
 
 
それに 開けた場所からは 槍・穂高の素晴らしい眺めが一望できるし、
 
 
遠くは乗鞍までもが。
 
 
そう思っていた矢先、
 
標高2110m辺りで 転倒して骨折したらしい登山者に。
 
左足首を負傷したらしく自力歩行はできないので、既に救助要請したらしい。
 
朝2時に出発したらしく、私と同じ日帰り山行とのこと。
 
未明の登山道でライトは点けていたものの。。。。笹に引っかかっての転倒らしい。
 
とりあえず持っていた痛み止め薬(ロキソニン)だけお渡ししておきましたが。。。。
 
災難ですが早く怪我から復帰することをお祈りいたします。
 
 
笠新道を登り始めて3時間経過し、ひらけた杓子平に。
 
自分なりのペース配分が良かったので、ここまで疲れがなく順調です。
 
 
1時間ほど大岩がゴロゴロしている中を歩き、
 
 
予定通り4時間で笠新道 終了〜。
 
よかった、よかった。
 
前日に山荘で過ごした多くの登山者が下山し、
 
すれ違う際によく喋ったのも気が紛れてよかったのかも。
 
 
あとは山頂までの稜線歩きを。
 
 
時折 雲が晴れることも。
 
 
山荘手前にテントが。 フラットないい場所で寝心地良さそう。
 
 
あ、はい。
 
 
笠ヶ岳山荘に到着。
 
 
まずはすぐ横にそびえたつ笠ヶ岳へと。
 
笠ヶ岳という名前を持つ山は多かれど、
 
どのエリアからも ちゃんとした傘として見えるのがこの笠ヶ岳らしい。
 
 
歩き始めて6時間半かかったけど無事登頂。
 
 
山荘では冷たいコーラをいただき、
 
 
ラーメンを。
 
登っている時から、山荘でラーメンを食べると決めていたから格別美味しい。
 
 
山荘では他の登山者からいろんな情報をいただきながら談笑を。
 
いやーリフレッシュできました。
 
ここ、今度は泊まりで来たいですね。
 
 
下山時もガスってますが、まあまあそれはそれで涼しくて歩きやすい。
 
 
双六小屋経由の下山ルートも考慮しましたが、
 
距離を考えると下山もやはり笠新道へと。
 
 
杓子平まで下山。
 
ここから慎重に。
 
 
穂高&槍連峰が。
 
 
新穂高温泉までまだまだありますな。
 
 
登ってた際に遭遇した怪我された人。。。。
 
無事救助されたんだろうなあ。
 
しかしこの道を担架に人を乗せて下山するって。。。。
 
消防や救助の人達ってすげえなあ。
 
笹が根こそぎ倒れているのでその痕跡がわかりやすい。
 
 
いつも以上に慎重に下山して、やっとこさ大きな岩がなくなり
 
 
無事に登山口まで。
 
 
あとは舗装された道をてくてくと。
 
 
新穂高温泉まで戻ってきて再びコーラをグイグイと。
 
 
昨年も訪れた「ひらゆの森」で硫黄臭がプンプンする温泉に。
 
 
高山まで行って 餃子の王将を。
 
餃子、炒飯、レバニラ炒め、麻婆豆腐とガッツリと食べて
 
車の中でぐっすり眠ってなんとか復活。
 
 
それにしても よく歩いたなあ。
 
笠ヶ岳登山は泊まりでいくのがお勧めです。
 
笠ヶ岳登山は=笠新道さえ登れ切ればほぼ完了って感じですが、
 
余裕を持つと 登りも下りも楽しめる そんな感じの登山道でした。
 
 
ps:他の登山者の方の情報によると、怪我をされた方はヘリで無事に救助されたようです。