剱岳-09/05 | カヌーイストなラガーマン

カヌーイストなラガーマン

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ラグビー(最近は子供の練習)
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旅行記
以上を徒然なるままに書いています。

天気:曇り時々晴れ

メンバー:新たな友人達
馬場島荘3:30~馬場島荘17:30(早月尾根コース)


交通事故から1ヶ月半経過し、やっとこさ新しい車が納車。

これで色々と旅に出れますね。

とはいえ、夏山シーズンは早くも終盤。

少し焦ってきたので それなりの無茶な計画を立て、
 
先ずは 北アルプスの主峰 剱岳へと。

今の自分の力量でどこまでやれるか。

ピストンコースなので、途中で「無理〜」と思えば引き返せばいいかなと。

ってことで前日の午前に大阪を出発。

しっかりと栄養をとっておかないと、

ってことで 先ずはお昼ご飯。

 
立山ICを降りて、

4年前に黒部川チームで行った(Gくん除く)スパ銭で

バランスのいい晩ごはんを。

 
そして早月尾根コースの起点となる馬場島荘で車中泊。

でも。。。。寝れねえ。。。。

フルフラットに改善してベッドマットも快適だけど。。。。

びびって寝れねえ。。。。

それでも少し仮眠し、早めの朝食をとって 3時に出発。

ヘッドライト点けて歩けるっちゃ歩けるけど。。。。真っ暗やん。

友達がいない一人ぼっちは寂しいわ。
 
 
北アルプス3大急登と言われる早月尾根。

暗い方が先のえぐそうな登りが見えなくていいのかも。
 
 
まだまだやん。。。。
 
 
標高1400超えたあたりから。。。
 
登山中止にできる なんらかのいい理由がないかなと必死に考えるも。。。

浮かばねえ。。。
 
 
夜が明けてきたあたりで ようやく他の登山者の声が聞こえるように。
 
 
そしてこのあたりから追いつ追われつな関係の3人組と交流することに。
 
 
素直に仲間にしてくださいとストレートにお願いしたところ、
 
快く?受け入れてもらることに!

 
いやー ドラクエのパーティみたいです。

友達や仲間ってええなあ。

さながら、勇者、戦士、魔法使い、そして遊び人である私 
 
そんな4人パーティになりました。
 
 
人と話しながら歩くのは楽しいですね。
 
いつも一人ぼっちで 山のコースや動物などに気を払って
 
体力だけでなく神経も疲れてたけど、

なんや安心ですわ。
 
ってかもう登れたも同然ですね。
 
 
早月尾根コースの中間地点である早月小屋に到着。
 
 
そして小屋には先行している二人組の仲間もいて受け入れてもらえることに。

あざっす!
 
しんどいコースなだけに人の温かさがより一層ありがたい。
 
もうここから下山して 今日の登山終了でも全然OKです。
 
 
さて、
 
山頂まではここからまだ800mほど標高を上げないといけません。
 
 
雄大な景色ですなあ。
 
 
岩岩な感じがなかなかですな。
 
 
この早月尾根コース、
 
難易度や怖さは別山尾根コースに比べれば全然ですが、
 
 
標高差2300のピストン登山はかなり体力を消耗します。
 
難易度は低いものの。。。体力が。。。
 
 
それでも体力があれば日帰りで行けるので(人による)、
 
それはそれでありですな。
 
 
このコースの難所と言われている「カニのハサミ」。
 
 
勇者と魔法使いがスイスイと。
 
ま、ぶっちゃけー そんな難しくもなかったです。

それは 仲間がいるおかげですね。
 
 
ハサミが終わって山頂まで岩を登っていって。。。
 
ビクトリーロードへと。
 
 
スタートから8時間くらいかかったけど、
 
仲間のおかげでなんとか登頂。 嬉しいもんですね。
 
 
平日で山頂はガスっているということで人はあまりいませんでした。
 
軽く食事して寒くなってきたので下山開始。
 
このコース。。。。下山がまた相当長い。
 
ってか長く感じます。
 
 
慎重に下山するので登りとあまり時間がかからない。
 
 
それでも話し相手がいると全然違いますね。
 
 
ガスって景色は全然だけどその分涼しい。
 
 
晴れてたら もっと荒々しい岩肌がたまらんかったでしょうね。

 
山荘で一息ついて樹林帯の中を。
 
 
パーティの仲間です。
 
それにしても下山。。。。やっぱ長え。
 
 
で 無事に下山。
 
有名な「試練と憧れ」ですな。
 
 
お風呂に入って一人新潟方面に向かうので皆さんとお別れ。

途中のSAでは黒ラーメンとミニカレーを。

 
それにしても 仲間ってええなあ。

皆さん ありがとう!