天気：晴れ
メンバー：ソロ
駒の湯山荘登山口06:45～駒の湯山荘登山口15:00
前日の平ヶ岳から新潟の魚沼市へ移動。
国道が一部閉鎖されているので遠回りをすることに。
翌日の英気を養うために、魚沼名物の豚のホルモンを。
いやー 一人焼肉、寂しいけど美味い。
早朝に車中泊していた道の駅から 駒の湯山荘へ移動。
誰も来てないですね。。。。
天気はいいけど平日だからなのかな。
ここは私が先陣を切って勇者にならねば。
駒ヶ岳山頂の真ん中あたりにある小倉山まで急登が続くそうな。
そんな情報をネットで仕入れていたものの。。。。
計算すると。。。。小倉山の標高が１３７０くらい。
スタート地点が３８０くらい。
ってことは。。。。およそ１０００m 急登が続くってことに。
前日の平ヶ岳を制しただけに満を持してスタートしたものの。。。
しかし７日連続で車中泊しながらの登山で、すでに疲労困憊状態。
スタート直後に計算しながら、ハアハアゼイゼイと息も絶え絶え。
これ。。。。あかんやん。
しかも車をまともに停める場所がない駒の湯山荘登山口。
不便さに加えて、この急登であまり利用する人が少ないのかも。
多くの人は枝折峠登山口から利用するみたい。
やってしまいましたわ。
登ってばかりでめちゃくちゃしんどい。
何度も休憩を挟みながら、しかも葛藤しながら進むことに。
小倉山まで行ったら引き返そうかなとか、
もう次回でええんちゃうのとか、
他に下山するきっかけが何かないかな とか。
しかも中間地点の小倉山。。。。めっちゃ遠いやん。
また。。。防虫スプレーを入念に身体につけたものの。。。。
めっちゃ好かれるし。。。。
俺。。。。人間に相手されずに虫にだけ好かれるのかな。。。
だ〜れもおらんし。
鎖場も出現。。。。
登山道狭いし、誰にも遭遇しないし。。。
孤独やなあ。
それでも登り始めて２時間半。
やっとこさ小倉山に。 ままだ中間地点ですけどね。
しかも。。。。ガスってるし。
でも分岐点からは、
かなりマイルドな登山道に。
でも。。。それまでに１０００mの急登で。。。
いろんなことを信じることができない人間になってしまい、
疑心暗鬼に。 どうせすぐにえぐい登りなんでしょ？と猜疑心。
そこに下山してきた人が。
話を聞くと枝折峠から登ってきたらしく
この先はマイルドとのこと。
でもこの日は誰とも会ってないですと。
しかも山頂直下にある駒の小屋には誰もいないらしい。
ってことは今からこの越後駒ヶ岳は私の独り占めか。。。。
いや、嬉しくないけど。。。
ま、じゃあ行けるところまで頑張ってみるか。
花も応援してくれてるし、
汗だくだくだったけど涼しい雪渓歩きがあるし、
ま、もう少しか。
駒の小屋までの岩場登りが、想像してたほどじゃなくて一安心。
人工物が見えるだけでみょうに嬉しい。
小屋に到着。 脇に冷たい水がジャブジャブと出ており
コップにすくって飲むと 冷えていてめちゃくちゃ美味い！
立て続けに３杯も飲んでしまった。
生き返ったわー。
さあ目指すか。あの雪の中に。
えっちらおっちら雪の中を歩いて、
無事に到着。 標高２００３mがこんなにも遠いとは。
頑張りました。
しばし休憩してると。。。熊鈴の音がだんだんと近づいてきた！
他に誰かいるのかと思うと感動して、その人が現れた時に思わず拍手を。
しかも「大阪の人ですか？」と言われ。
ってことは同じ登山口から歩いたということ。
もう仲間っすわ。
人懐っこいワンコのように話しかけ いろんな話を。
石川の人らしい。なんや嬉しいですわ。
すでにヘロヘロになってるので先に下山することに。
ゆっくり来てくださいね。
他にも２組ほど登ってきた登山者がいましたが、
駒の湯山荘登山口ではないみたい。
ちょっと仲間感がないかも（笑。
小倉山まで下山。
ここからですわ。。。。
写真では伝わりにくいこんなところを慎重に。
急登は登るのはしんどいけど、降りるのは神経使ってこれまた疲れます。
怪我は下山する時にするからな。
１０００mの急登を怪我しないように慎重に。
もう残り３００mくらいのところで、石川の仲間が。
「私、下山は遅いんですよ」って言ってたけど、
ひょっとして私のことを心配して足早に降りてきてくれたんじゃない？
なんて勝手に思うと嬉しくなりました。
あとはゴールまで 仲良く？ です。
ヤマップでご連絡ください。
この日の越後駒ヶ岳で検索してもらえるとわかると思います。
ということをお伝えしておきました。
下山後は日帰り温泉ゆ〜パーク薬師で汗を流し、
三宝亭で 五目うま味麺を。
７日連続８座の日本百名山は達成感のある充実した１週間でした。
にしても。。。疲れたなあ。