丹沢主稜縦走-08/26 | カヌーイストなラガーマン

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以上を徒然なるままに書いています。

天気:曇り

メンバー:やっきー
区間:西丹沢ビジターセンター8:30~大倉登山口20:30
 
神奈川県の丹沢山地の丹沢主稜を縦走しました〜。
 

天城山登山後に伊東に宿泊し、翌日神奈川県秦野へ移動。
 
伊豆踊り子号に乗り込み、
 
 
小田原で小田急線に乗り換え、秦野駅に到着。
 
 
仕事を済ませ、翌日の登山のため王将で栄養をつけ、
 
 
登山中の行動食などを買い込んで備える。
 
 
そして、いつも都内で会うやっきーと新松田駅で7時に待ち合わせて、
 
西丹沢ビジターセンター行きのバスに乗り込む。
 
1時間ほどバスに揺られて、ビジターセンターに到着。
 
(写真はバスから臨んだ丹沢湖)
 
 
さて、この丹沢主稜は丹沢の東側と西側を繋ぐ稜線であり、
 
体力に自身がある人向きのルートなそうな。
 
一般的には1泊2日のコースであり、
 
日帰りならばヘッドランプが必須の体力勝負の長丁場となるそうな。
 
標準コースタイムは13時間超え…。
 
その丹沢主稜(西→東)(西丹沢ビジターセンターから蛭ヶ岳)と
 
丹沢主脈(東→南)(蛭ヶ岳から大倉登山口)を
 
一挙に踏破しようという思惑。
 
コース全体はこんな感じ。
 
 
そんな無謀な計画に付き合ってくれる やっきー。。。。
 
もう付き合って30年以上になる大事な友人です。
 
彼自身はマラソンやトレイルもかじっており、
 
このルートを素直に楽しそうと言って付き合ってくれました。
 
ええ奴だ。
 
また、長年神奈川に住んでいるものの、
 
丹沢は塔ノ岳くらいまでしか行った事がないらしく、
 
丹沢の奥にある神奈川最高峰である蛭ヶ岳に一度は行ってみたかったらしい。
 
ってことで、
 
バスを降りて身支度して出発。
 
ビジターセンターからすぐのつつじ新道からの登山道。
 
 
それなりに高度を上げたあとは、ゴーラ沢出合までは平坦な道。
 
 
ゴーラ沢出合で川を渡る。
 
やっきーさん。。。
 
地元民であり丹沢は長く親しんでいるということで、
 
少々気が緩んでいた(舐めていた)のか、この日に履いてきた靴は、
 
フツーのランニングシューズで、
 
かなり使い古したもので捨ててもいいものらしい。
 
なので、ちょっとした川を渡るのも躊躇しておりました。
 
 
そして、そのことに気をとられたせいか、道を間違ってしまい、
 
30分ほどタイムロス。。。
 
先は長いのに早くも疲れてしまった。。。。
 
 
それにしても。。。
 
序盤にも関わらず。。。かなりな急登です。
 
写真撮る余裕もなく、しかもこの先を考えるとあまり休憩もとりたくもなく、
 
淡々と登ることに。
 
平日で天気も悪いので人と遭遇せず。
 
 
そして、登り始めて3時間ほどで、檜洞丸(ひのきぼらまる)に到着。
 
もう。。。ここから引き返してもいいんじゃない。。。
 
 
後で知ったけど。。。。
 
この檜洞丸から蛭ヶ岳へまではアップダウンが多く、
 
「危険箇所が多いため、十分注意して通行してください。」という看板が掲げてあるほど。
 
とはいえ、当初のタイムスケジュールから遅れてるのでのんびりしている時間もなく、
 
先を進むことに。
 
 
それにしても。。。いつも思うけど、
 
せっかく登った高さを。。。あっさりと下りていかないといけないということは。。。。
 
それ相応に登らないといけないってこと。。。
 
 
いやあ。。。。遠いなあ。
 
 
最終的に300mくらい下山したのかな?
 
蛭ヶ岳まで2.6キロとあるけど。。。
 
舗装された平坦な道ならともかくも。。。
 
足場も悪い急登だと、その距離の何倍も感じるもんです。
 
ってことでここからはめっちゃしんどい登りです。

 

 

 
登り始めは元気だったらやっきーさんも お疲れが見え始めました。
 
 
せめて景色が良ければ救われるのに。。。。
 
 
そんな靴を履いてきたやっきーさんに トレッキングポールを貸与。
 
よく滑ってたなあ。。。
 
 
鎖場を登り。。。
 
 
時折ガスが晴れて谷の景色が臨め、そこからの吹き上げる風が心地いい。
 
せめてもの救いですな。
 
 
そしてやっとこさ最後の階段。
 
 
ですよね〜。
 
 
そして登山開始してから6時間経過して到着。
 
丹沢最高峰であり、神奈川県最高峰の蛭ヶ岳。
 
 
近くの蛭ヶ岳山荘で軽く食事を済ませ出発。
 
もう3時なのでゆっくりするのもままならず。。。
 
距離で言えば全体の約半分で、まだ後10キロ以上も残されているし。。。
 
 
鬼ヶ岩へ。
 
 
丹沢主稜と異なり比較的なだらかなアップダウンだけど、

少しでも登る事がわかるとゲンナリです。
 
 
それと。。。まだまだ先は長いなあ。。。
 
 
16時半に丹沢山に到着。
 
ゆっくりしたいけど。。。。
 
日暮れが迫っているので明るいうちに降りれるところまで頑張ります。
 
 
そして序盤は調子が良かったやっきーさんが。。。
 
徐々にローペースに。
 
結構足にきているようだ。
 
 
丹沢山から1時間後の17時半に塔ノ岳に到着。
 
尊仏山荘でコーラを購入して500mの炭酸飲料をイッキ飲み。
 
いやー 生き返るわ。
 
 
大倉尾根で下山し、バスセンターを目指す。
 
バスセンターまで7キロもあるとは。。。
 
ここまで おにぎりを2個、カロリーメイトを2個、エナジーチャージ3個を消化し、
 
なんとかばてないように。
 
水分は麦茶2リットル、そして蛭ヶ岳山荘で購入した水2リットル。
 
それだけでなんとか体力を維持。
 
体力や経験は申し分ないがギアが若干不十分だったやっきーさん。。。
 
歩行ペースが遅くに。。。。
 

体力のある普段の彼からすると考えられない事ですね。

 
 
足場の悪い岩場だと靴底がペラペラな靴ではとても歩きにくそう。
 
 

バスセンターに到着する時刻を予想しながら徒歩ペースを勘案しながら下山。

 

そしてバスの発車時刻は

 

19時48分、20時17分、そして最終が20時45分。

 

まあ最悪最終便に乗れればいいかなと思いつつ、足早に下っていたけど。。。

 

日が傾いてきたのでヘッドランプを装着。
 
 
「足の踏ん張りがきかなくなったよー」とやっきーさん。
 
そんな弱音を吐く奴じゃないのでより慎重に歩くことに。
 
そして最終バスに乗れるかどうかに標準を合わすことに。
 
暗闇の中、ヘッドライトで足場は照らされるけど、
 
時折足場が悪いところもあるので転倒しないように慎重に。
 
 
最終バス時刻20時45分まで1時間半でこの距離。
 
余裕があるのかないのかわからず。
 
まあバスに乗れなくてもタクシーを呼べばいいかなと思うと気が楽になり、
 
それなりのペースで。
 
 
そして。。。。バス発車時刻まで30分というところで舗装道路に。
 
これで一挙にペースアップ。
 
 
残り500mはのんびり余裕持って歩けたなあ。
 
 
いやー最終バスに間に合って良かった〜。
 
バスの発車までジュース飲んだり、着替えたりの身支度して記念撮影。
 
11時間半歩いて約24キロの丹沢主稜。
 
きつかったなあ。
 
 
小田急渋沢駅に戻ってきて缶ビールで祝杯して解散。
 
もう夜の9時。。。。
 
これ。。。。親に怒られる子供になったような気分。
 
ホテルに戻りシャワー浴びてぐっすりと。。。
 
 
翌日は 秦野駅から祖師ヶ谷大蔵まで移動して、
 
大学時代の後輩くんと合流してお寿司ランチ。
 
 
千鳥烏山の栄寿司さんの馬肉寿司はうまし!
 
 
学生の時の話やら、一緒に行ったドイツ旅行の話などで楽しいひと時を過ごし、
 
後輩くんに羽田空港まで送ってもらって
 
 
伊丹空港へと。
 
 
それにしても。。。。よく遊んだなあ。