四国吉野川(大歩危後半&小歩危前半)-08/15 | カヌーイストなラガーマン

カヌーイストなラガーマン

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旅行記
以上を徒然なるままに書いています。

水位:0.80m(豊永)
天気:晴れ
区間:岩原~大滝
メンバー:ラナパパ夫妻、カイチョー夫妻、著利須、アズマックス、UNKO-MAN、女優R


 

大歩危を無事クリアし、この日はどうするのか?

 

いろんな議論がでてまいりました。

 

絶対に小歩危派(ラナパパさん)の空気がメンバー全員を覆い尽くし、誰も抗えない状況でした。

 

まじか? まじなのか? 危険、危険すぎるわんことカヌー。

 

まったく、何が ‘愛犬ラナとダッキーであちこちの清流を’ だ。

 

あちこちの激流を、稀に清流  じゃないか。

 

しかも小歩危の映像を見せられ、より恐怖感が皆をつつみこむ中、 覚悟しろよと言わんばかりです。

 

もう小歩危一直線です。

 

イケイケのUNKO-MANですら神妙な面持ちです。

 

私は各瀬はポーテージできるのかをしきりに確認し、可能とのことで小歩危派に。

 

まあ担ぐのは慣れましたから。

 

しかしながら、結果としては下のような妥協案が採用されました。

 

大歩危後半(国境の瀬)→小歩危前半(鉄橋の瀬、森囲いの瀬、二段滝、大滝)、

 

で行きたい人だけが残りの小歩危フルコース。

 

カイチョー→カヤック
王子   →カヤック
UNKO-MAN →ダッキー
私    →ダッキー

 

ラナパパ夫妻
マックス
カイチョー嫁
女優R   でラフト

 

だけど、カヤックとダッキーはポテできるけど、ラフトはその体積・重量からすればポテは

 

かなり難しそう。

 

う~ん、どうするんだろう?

 

「赤紙招集しましょう!」 (カイチョー)

 

んっ?

 

「大丈夫そうなやつに瀬の前でラフトに乗ってもらって女性はポテしてもらいましょう!」 (カイチョー)

 

大丈夫そうなやつって? 誰? そんなん、私&マックス&UNKO-MANのことやん!

 

「確率は99.9%ですから、まだわからないですよ。」 (カイチョー)

 

(*゚Д゚).... う~ん... あんたほんとに国立の大学院卒か?  

 

しかも大丈夫そうな奴って、

 

沈して巻かれても自分の精神的負担は軽いという意味合いの大丈夫ってことやん!

 

まったく、おかしな人達だ。

 

まあそんなやりとりが前日あったりで、いよいよ出発です。

 

 

国境の瀬をくだるラフト

 

 

tomoさん! 一緒に死にましょう! って嫌ですよ。

 

人の命を救う道を歩んでる人の発言とは思えない...

 

そんな国境の瀬を行くUNKO-MAN

 

 

あとは 名もない瀬(って後で川地図みたらあるんですけど)をくだり終え、大歩危コース終了です。

 

 

レストランまんなかあたりで昼食をとり、再び出発。 しばらくは瀞場が続きます。

 

 

この区間は遊覧船が航行します。 あ~あ あっちに乗りたいなあ。 代わってくんないかなあ。

 

 

いよいよ小歩危区間突入。

 

先ずは鉄橋の瀬です。

 

けっこうな大波にもかかわらず、この瀬ですら小歩危全体にすれば、ステカセキングくらいらしいです。

 

 

 

 

皆 無沈で降下。

 

次はブラックホール(悪魔超人ね)である森囲いの瀬。

 

確かに難易度は上がっていってます。

 

最後の最後でスターンがくわれて まさにすいこまれそうでしたから。

 

 

 

次にジャンクマンです。(悪魔超人ですよ) 二段滝。

 

ここも一段目のホールがえぐいえぐい。

 

ですが、全員無事クリア。

 

時間的な都合で、最後の瀬になってしまった 大滝。

 

やっとバッファローマン です。

 

ラフトガイドとして気をつかわれたラナパパさんにも 

 

 

バッファローマンを倒しやっと笑顔が見れました。


 

私を含むこのメンバーはもう疲れたので、大滝手前でプットアウトです。

 


 

なんだかんだで小歩危前半も無沈で下れました。 

 

皆さんのおかげで無事に楽しく下れることができました。

 

 

まあ あとのサンシャイン(曲戸の瀬)とアシュラマン(鮎戸の瀬)は残してますが、十二分です。



 

この二年間 恐怖の対象であった豊永の瀬のリベンジを果たすことができ、

 

トラウマがとれたような気がします。


 

次は 手取川、飛騨川核心部、中奥川のしょっぱなの滝  

 

この3つを機会があればリベンジしたいですね。

 

また 目標なるものができました。

 

小歩危コースをダウンリバー ですね。 

 

もちろんオールチキンルートで、水少なめな時狙いですけどね。

 

そんな時を迎えれるように 引き続き気を引き締めて川下りを続けたいと思います。

 

もちろん、安全管理は徹底していくのはいうまでもありません。

 

国内最大級の激流、大歩危・小歩危ツアー、 

 

同行メンバーのおかげで緊張しながらもリラックスできたツアーでした。

 

みなさん、ありがとうございました。

 

また引き続きよろしくお願いします!