武庫川-07/28 | カヌーイストなラガーマン

カヌーイストなラガーマン

川下り(リバーカヤック、ダッキー)
山登り(関西メイン)
ラグビー(最近は子供の練習)
鮎釣り
旅行記
以上を徒然なるままに書いています。

水位:0.20m(道場)
水位:0.75m(生瀬)
天気:晴れ時々曇り一時雨
区間:武田尾~生瀬
メンバー:ラナパパさん、アズマックス


 

武田尾温泉を出発し、岩の間を縫って、大きく右にカーブするといよいよ武庫川のハイライトコース。
左右に巨大な岸壁や緑の山肌が迫り、時には野猿の声も聞こえてくる渓谷で、
景色はことのほか素晴らしいが、目を奪われてばかりはいられない。
大きな瀬が相次いで現れ、ほとんどの瀬は直前に行くまで背尻が見えない。
2mの滝、4mの滝、3mの滝と通過し、鉄製の水制が右岸にある小さな瀬を過ぎると
高座岩が左手に見える。ここから下流は巨岩帯になり落差も大きい。
岩の間に流れが潜り込んでしまうところもあり、下見が必要。
巨岩帯を過ぎると渓谷を抜け、中国自動車道の橋が頭上に見える。 ...
なお、旧福知山線の線路が川沿いにあり、ハイキングコースになっているが、
川からは上がりにくい。武田尾温泉付近は格好の行楽地で観光客が絶えない。


 

1991年発行の 日本の川地図101 から抜粋しました。
 
 二年ほど前に大阪カヌーセンターの親父さんに借りた際に、

 

一枚ずつコピーし さらにスキャナして、アナログでもデジタルでも保存しています。


 

 さてさて ダウンリバー河川としての武庫川の存在を知ったのはこのときで、

 

二年前には妊婦でお腹が大きくなった嫁を連れて、

 

武田尾に行って廃線コースを歩いてみたりしたものです。 

 

その時は嫁の体調もよくなく 少しの距離を歩いて帰ったのですが、

 

いつかは下ってみたいなあと思ったものです。


 

 通常水量は少なく、梅雨や増水時に川くだりができる とも書かれています。

 

また ネットで探してもいかんせん情報が全くといっていいほどありませんでした。

 

こんな川、よろこんで付き合ってくれる人は ラナパパさん以外を置いてはいないでしょう。



 

前日 電話での検討結果、私の意見が通り 武庫川に決定!

 

当日は渋滞にまきこまれ 一時間も遅刻してしまい、お二人にはご迷惑をおかけしました。 


 

 集合場所も変更してもらい、プットアウトである名塩の水道管橋へ。

 

そこにマックスの車を止めておき、プットインである武田尾までを車二台で。

 

コースの長さとしては5キロなんですが、川を迂回するように道路が約15キロ。

 

なんとか到着です。


 

駐車場から武田尾橋を左岸側から右岸側に移動して いざ出陣。 時間はちょうど午後一時です。

 

 

川に入ってみると ぬるいし、臭うわで とても涼は求めれません。

 

泳ぐ気にもなれないんですが、それでも暑さに負けて少し体をいれたりでした。

 

 うだるような暑さの中 スタート。

 

緩やかで 浅瀬をいくつかクリアした後、  おっ でてきたか?

 

テクニカルでクリーキーな感じで最後はちょっとした落ち込み。

 

遅れて迷惑かけてしまった私から下りました。

 

 

この瀬は鉄橋の前にあったので 鉄橋前の瀬ということで。

 

今日の水量ではまったくパワーがなく 難なく3人ともクリア。
 

 

 

その後も 瀞場 と浅瀬をいくつかクリアして( ってもういくつあったか覚えてません)

 

いよいよ来ました 2mの滝

 

 

滝は左岸側にあり 右岸側はなんともテクニカルなコースになっています。

 

 

私もアズマックスも左岸側の2mの滝コースを選択。

 

で 私から順に

 

難なくクリア(今日の水量では全く問題ないのでしょう)

 

 

アズマックスもクリア です。 

 

マックスはいつも楽しそうにしてくれるので 気が休まります。

 

ホント彼の存在は周囲をなじませてくれますね。

 

 

で、ラナパパさん。

 

テクニカルな右岸側コースを選択。 さすがです。

 

 

でも、あれ?

 

 

う~ん... やっぱりうまい人でもコースふさがれてるとどうしようもないですね。

 

 

 

 

 

いよいよ 核心部 四三の瀬(4メートル滝、3m滝)に到着。

 

先ずは4滝から。  すげえなあ。 伊賀川の核心部を彷彿とさせます。

 

 

下から

 

 

で、 これは3滝。  岩が落ち込みの中に少し見せておりますが、まあ問題なさそう。

 

 

では いざ  ‘ tomo リンクス 行きま~す ’
 

 

 

難なく3人とも下り終えれましたが、 時間はけっこう経ってます。

 

 

この日の暑さで やや3人ともグロッキー。 

 

さっきの瀬の後の瀞場で ちょっとリラックス。

 

 

 また浅瀬出現。  ちょっと飽きてきました。 いや疲れてきました。

 

一応、いや 多分、 水制が右岸にある小さな瀬  らしいです。

 

 

で 核心部パート2。 高座岩の瀬 とでも申しましょうか。

 

写真左の岩の間に流れが潜り込んでしまってます。

 

 

左岸側から見ると こうです。 ↓ 

 

写真左の岩の下にも本流とは別の流れがあり、シーブ化してます。奥行き10m以上はありそう。

 

 

なので、3人仲良く ポテ。

 

高座岩を抜けても まだまだ終わらせてくれません。

 

もうお腹いっぱいです。

 

そんな中でも この人のパドリングはさすがですね。

 

緊張感からくる疲労で 一瞬 気がゆるんだその時、

 

全くなんでもないとこで、 マックス、  沈....

 

私も同じ場所で 沈....  連れ沈です。  せっかく ここまで無沈だったんですけどね。

 

ほんと マックスとは気が合います。

 

 

やっと最後の瀬です。 中国道の橋は見えてます。

 

夕方の5時をとっくに過ぎてますけど..

 

 

軽い熱中症の私です。  この日は遅刻してしまったので パン一枚しか食べてません。

 

頭痛いです。

 

あ~  やっと終わったあ。  疲れたあ  緊張したあ  でも 楽しかったなあ。

 

充実感はたっぷりです。

 

 

プットアウトの名塩の水道管橋です。

 

 

川から陸へ登るのにも 疲れました。  さらに頭痛がああああ。

 

もう3人ともグダグダ でした。  ってもう6時です。 所要時間 5時間でした。

 

ギアもほったらかしにして武田尾でメシ食いました。

 

あ~あ  もうしばらくは 川  いいですわ。


 

といいつつも サイコーの川下りになりました。

 

お二方 ありがとうございました