本日 鮎釣りに。
仕掛け作りは教えてもらって、何度も作りました。 道糸、水中糸、鼻環回り、ハリ、
結び方は投げ縄結び、八の字結び、移動式etc。
これで大丈夫やろ、毎日とは言わないが地味に練習を重ねました。(結び方)
ビデオも観ました。 OK、OK。
よっしゃー明日行くぞ!と金曜日の夜に決定しましたが、興奮して全然寝れない。
しゃーない もう行ったれ。と朝4時半に家を出発。
亀岡まで知っている山道を越え、カーナビを頼りに知らない山道を延々1時間もかけておとり鮎売りの
店に到着。
ドキドキしながら、着替えを済ませ、買ったばかりのベストに道具をいれ(糸類、仕掛け類)
売店のおばちゃんに おとり売ってください と。
二匹ぐらい買ったいたほうがいいよ、というので1300円だし購入。
友缶という入れ物に入れ、空気を注入し。いざ目的地であるポイントに到着したのが6時半。
よーし、友缶から引き舟に鮎を入れ替えるのでもドキドキです。ビチビチ跳ねて逃げないかなと。
なんとか時間をかけ、入れ替え終了。
糸を竿に結び、次にオトリ鮎に鼻環を仕掛けます。(鮎の鼻に丸っこい金具を入れます)
逆針を腹びれに刺します。そこから尾っぽから2センチくらい離して位置ではりをかけます。
もう汗だくです。 これだけでも、もうやったぁって感じですからね。
そこからいざ川へおとりを離していきました。
かかるやろうか? 下に引っかかったりしないだろうか? 川の水ちょっとよどんでてこわいなぁ
なんてことを思いながら、おとりの泳がせ方も知らず適当にしていました。
お!見事 地面に引っかかったではないですか。 1時間くいでオトリ鮎もろとも糸切断
は~~... 疲れる。
で残されたオトリ鮎一匹で勝負。
全くかかりませんし、後から知ったのですが、針の位置が悪いのと泳がせ方をしらないので
そういうことになるんでしょう。
途中、糸は川からみまくるわ、それをタモ(でっかい携帯する網)の中で直したり、
瀬の中で糸を結び直したり、オトリ鮎はもう完全に弱りきっていました。
全く泳ごうとしません。 ダラ~ンっていう感じです。
結局、11時段階で一匹も釣れずでした。
テンションは最高潮に下がりまくりでした。
ちょっと休憩と思い、携帯をチェックすると嫁と師匠(義理ママのいとこで同学年)からメールが。
師匠からは ‘今日昼から行くけど、どうする? 行く?’との文面。
もう来てるっちゅうねん。 ですぐに電話をしました。
もう気分はビーバップハイスクールの兼子くん状態です。 ‘アニキー 助けてくれよぅ’
頼りがいのある師匠がやってくる。 これで助かる(わけないんですけどね)。
師匠到着までもうすこしがんばろうと弱ったオトリ鮎と共に奮闘するも、竿の先を木々に引っ掛けて
しまい、糸&オトリ鮎 消滅... さよなら。
もうあかん。 ひぃぃ。 そんなときに師匠が到着。
車からおおでを振ってくれました。 ‘アッ アッニキー ’
で午後2時から再開しました。 竿の先が折れたのを周りの人に直していただき、
その際に鮎の泳がせ方、竿の使い方etcを教えてもらい、いささかやる気がまたでてきました。
結局午後6時までやりましたが、なんとか1匹だけ釣れました。
しかし、また水中に引っ掛けてしまいさよならしましたが...
もう疲れました。寝てないわ、日中ずっと慣れない釣りで足場は悪いわで。
きれいな川は気持ちがいいもので、少し瀬の中で水浴びをしなんとか満喫感にひたっていましたが、
攻撃的な釣りをする師匠は普通にみたらおかしいです。
真っ黒ないでたち、黒い帽子にサングラス、竿を片手に脇には網を携えて、そんな格好で平然と瀬の
中にバシャバシャと進んでいきますかからね。 とてもアウトドアな感じにみえません。
豪快なオトコ なんですが、はっきり言うとあやしいです。
少し考察してみますと
鮎釣り‘師’ですもんね。
なぜ 鮎釣り‘マン’や 鮎釣り‘-スト’なんて呼び方しませんね。
また‘鮎フィッシング’や‘AYU-Fish’なんて言葉も使いません。
外来語が増えている昨今、 鮎釣りに使われる言葉はほとんどがジャパニーズです。
かみ、しも、たも、ともかん、泳がせ、鼻環、道糸、水中糸、瀬、瀞、おとり、仕掛け、
外来語であるのが、メタル、ナイロン ぐらいじゃないでしょうか。
日本古来の漁法であるのでそうなるのでしょうか。
アップ、ダウン、make swim なんて言葉使ったら怒られそうです。
しかも年配の方が圧倒的に多い。なんか演歌な匂いがします。
今日は川を汚してしまいました。川ではゴミを出さないことを心情にしていたのですが、
本当にすみません。早く上達するようにします。
結局 本日は二匹持って帰りました。(おとりでも天然の鮎はおいしかったそうです)