由良川 | カヌーイストなラガーマン

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以上を徒然なるままに書いています。

 

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カヌーを始めて5番目に下った川、それが由良川です。

嫁の実家が京都府綾部市に3年前に引っ越したということもあり、

またカヌー入門の本にも記載されてたということで、親しみを持っていた川でした。

その由良川を始めてくだったのは去年の6月の上旬。

どこから下り始めてどこで上陸するかを、義理の妹と二人で当日に車二台でうろうろとして

昼過ぎに決めました。

スタート地点は 道の駅 和 ゴール地点は 山家駅の近く?の右岸側にある消防ポンプ?

に決定した。(車がなんとか置けるので)

スタートしてすぐに、地元の漁業組合?の方から 橋をすぎてから行ってくれ 

と言われ(アユ釣りの関係上)岩場を重たいカヌーを100メートル程ずるずると引きずって、

気を取り直してスタート。

たいした瀬もなく、しばらくはのんびりムードで過ごしていた。

お腹が減ってきたので、立岩に行く前に腹ごなしをしようと、河原にふねをとめ、

買ったばかりのガスバーナーを試したく、お湯を沸かしカップヌードルと

義理ママに作ってもらったおにぎりを食しました。

のんびりなごやかなムードが漂い、いやいやカヌーはいいなぁと二人のんびり過ごしていました。

腹ごなしも済ませ、じゃあそろそろ行きますかとふねをこぎはじめました。

しかし瀞場が続き、パドルを漕ぐのも飽きはじめたころです。 事件がおきたのは。

先のほうが水平線になってるではありませんか。

ええーっ なんだ! おいおい!

発電所?! まじで!

どうしたらいいの?

戸惑いました。 上陸できそうなとこはないし、戻ろうにもどうやって? 

そんな風にしばらく二人で当惑しておりました。

堤防に近づき、なんとかポーテージできないものかと探し、

なんとか左岸側から様子が見れそうなとこがあったので、

義理妹を置いて私一人で様子を見に行こうとしました。

義理妹はちょっとパニくってました。

「一人にしないで!」とまるで悪い男に捨てられる女の人みたいに叫んでおりました。

そういうわけにもいかないので、一人様子を見に行き、なんとかポーテージできそうだと判断。

後から川地図をみると ‘由良川発電所 堤高15.2m 左岸の魚道をポーテージ’ 

と書いてました。

またもやふねをズルズルと引き上げ、引きずりポーテージできました。

しかし、発電所を過ぎてすぐのところに瀬ができており、

そこが右カーブになっていて見ることができないので、より一層恐怖心を増しました。

その後は立岩の瀬を無事通過し、なんとかゴール地点にたどりつくことができました。 

上陸後すぐに蛇を見ることができ、ああ無事だったんだと気づかされました。

(僕は川で蛇を見ることができると、今日は無事なんだなというジンクスを持ってます。)

義理妹は あの発電所越えが一番怖かったといっておりました。


そんな同じコースを先月のGWの5月6日にも下ってきました。

同じように 和 からスタートし、河原でおにぎりを食べ、由良川発電所に突入。

途中 かわうそではなく、ビーバー(だと思いますよ。たぶん)を発見。

ちょっとうれしくなりました。HなDVDのパッケージも見つけ悲しくもなりました。

同じように発電所をポーテージ中に蛇を発見。びびりましたが、

ああ今日も大丈夫なんだと思えることができ、立岩の瀬に突入。

たくさんのカヤッカーの人達にコースを譲ってもらい、快適にダウンリバーでき、

最後は竹林が覆っている瀬を通りすぎた直後の右岸側に上陸できそうなとこがあり、

そこから国道27号線の山家の交差点に出ることができました。

フネ道具一式を、山家交差点近くのタバコ屋さんの外に置かしてもらい、

後は綾部市内に住む義理パパにお願いして、恐縮しながら無事回送できました。

お土産にはクラシックラガーを買っていきました。

写真は由良川発電所をポーテージ直後の嫁の写真です。

(マクロモード撮影のため画質は悪くなってしまいました。)