カヌーを始めて1年が過ぎました。
そもそもはじめたきっかけは2年以上前に新婚旅行のバリでラフティングの気持ちよさに
感動したからなのですが、
なんとか二人ぐらいで同じようなことが気軽にできないものかと思案してました。
ダッキーの存在はちょうど去年の4月くらいに知り、
豊中にある大阪カヌーセンターに相談に行きました。
急流も行けて、のんびりもでき、キャンプなんかもできなるようなカヌーはないですかと。
とても丁寧に教えていただきました。 道具も最低限必要なものを購入するように言われ、そ
のようにいたしました。 (その後、必要に迫られ徐々にそろえていきました。)
去年の5月は激しく川に行きました。
木津川 保津川 奈良吉野川 保津川 有田川 有田川 と。
保津川・奈良吉野川は初めてでもなんとか楽しんでダウンリバーができ、
仕事で和歌山に行く事が多くなり、よし じゃあ 有田川だ。弟を誘って行って来ました。
仕事はさっさと終わらせ勇んで参りました。
車をゴール地点の金屋明恵峡温泉の駐車場に置き(後で入りますのでお願いしますと言い)
タクシーを呼んでスタート地点の川口に向かいました。
タクシーの運転手さんがアユ釣りをする方で、
‘今日は水が全然ないよ。渇水、渇水’ とおっしゃってたので
そうかじゃあ最後の核心部の明恵峡もたいしたことないのかな。
パドルも一対しかないまま、そんな思いでスタートしました。
確かに楽しくダウンリバーできましたよ、前半。
いやなめてたのでしょうね、今思えば。デジカメをカヌーの上に置き、
いつでもシャッターが押せるようにしてたのです。
明恵峡にさしかかってもお気軽ムードでした。
しかし入り口の落ち込みの手前で沈し、私は流され落ち込みに後頭部から落ちてしまい、
ぐるんぐるんにされました。 その時にデジカメ消失。
かなりテンションがさがってしまいました。
その後もテンションがさがったまま沈、二人して50メートルくらい流され、
パドルも流され、鍵一式紛失。
おーーー どうなるんだ! どうしたらいいんだぁ! 辺りは暗くなりかけてました。
幸いにもパドルは先の瀞場で発見。 携帯もつながります。
大阪にいる嫁さんに電話をしてなんとか合鍵を持ってきてくれと頼みました。
嫁さんが来てくれるまでに明恵峡温泉に入り、JAFをよんで車を開けてもらいました。
温泉の方にもご迷惑をかけてしまいました。
夜の11時くらいに嫁がタクシーで現れたときは、 おーい! ここだ! 救われた!
そんな感じです。
3人ですごすごと大阪に戻ってこれたのは夜中の1時。
今からしてみればその頃にはすでに嫁は妊娠していました。 すみません。
大阪カヌーセンターのおやじさんにも言われました。‘あそこでみんなやられるんや’
有田川 明恵峡 恐ろしや。
その4日後リベンジしに再度有田川へ。
明恵峡以外のところで沈。 デジカメが探せるかと思い持って行ったゴーグル紛失。
しかし、明恵峡では入念にスカウティングをし、リベンジ達成。
感動しました。 素直に嬉しかったですね。
先月もそんな有田川に二回行って来ました。
両方とも増水(と判断)だったので、明恵峡手前の前川橋をゴールに設定しましたが、
昨年の渇水状態とは川の様子が全然違い、充分楽しめました。(ちょっと怖かったですが)
そんな有田川もアユ解禁で、行けなくなるかとおもうと少し残念です。
お世話になっている大阪カヌーセンターさんのアドレスです。→ http://www.o-c-c.com/
なぜか居心地がいいので2~3時間いてしまいます。
最近では何か用事を作って行くようにしてるくらいです。
写真は私が乗っているカヌー(何故か2艇持っています。その訳はまた書いていきます)
大阪カヌーセンターの概観 と
有田川出発直前の嫁です。