アロエをはちみつとレモンで漬けてみました
昨夜、母に「アロエのはちみつ漬けを作ったよ!」と話したら…
「昔、おばあちゃんもよく作ってた。鉢植えがふたつあって、シロップ漬けにしてたよ」と。
私、それ、全然、知らない
私が甘酒を作り始めた時も「子供の頃、おばあちゃんがよく作ってくれた」と。
それも私は知らない
亡くなる前は10年以上も入退院を繰返していたおばあちゃん。
元々一緒には住んでいなかったけれど、近所だったから、小学校が終わると、おじいちゃんとおばあちゃんの家に帰っていた。
高校時代は学校帰りにしょっちゅう病院へ立ち寄って、面会終了時間までお喋りをしていた。
でも、料理の話なんて全然しなかった
好きだったけれど、なんとなくつかみどころのない人だと思っていたから、当たり障りのない雑談しかしてこなかった
おばあちゃんの作る、茄子のお漬け物や味噌が好きだったのに。
この数年、毎年、夏には茄子漬けを漬けてみるけど、全然おんなじ味にならない。
生きているうちに、元気なうちに、いろいろ教えてほしかった…
最近、ようやくそういうことに気付いて、帰省の際は、母から和服の着付けを教えてもらったり…
父方の祖母には、いぶりがっこの漬け方を教えてほしいけど、ちょっと難易度が高いなあ
でも、そう遠くない、いつか。
さて、レシピです。
おばあちゃんのレシピはわからないけれど、私と味覚が似ているおばあちゃんだから、きっとこんな感じかなあ、なんて考えながら…
のレシピに書いた量で、16オンスのメイソンジャー八分目くらい。
長期保存するわけではないので、使用前の煮沸消毒も、詰めた後に真空状態にする必要もなく、手軽にできます
■材料
アロエ 250g(皮を取り除いた量)
はちみつ 100g
レモン汁 おおさじ2
■作り方
①アロエを10cm幅くらいに切り、サイドのとげとげから4~5㎜ほど切り落とし、皮ぎりぎりに包丁の刃をあてて剥いたら、ゼリー状の中身を1cm四方程度にカットする。
カットしたアロエは直接、瓶に投入。
②瓶にはちみつとレモン汁を入れる。この時、はちみつはまだ固め。底から全体をかき混ぜる。
③冷蔵庫で寝かせる。
④一晩で、瓶を軽く振ると全体が混ざるくらい、アロエから水分が出ている。これで完成。
漬け込む日数はお好みだと思いますが、夜中に漬けて翌朝には食べられました。
二日目の朝はシロップのかさが増えて、アロエの歯応えは増していました。
ヨーグルトと一緒に食べたり、ペリエやウィルキンソンで割ると美味しいよ