藤嶋 久美です。
相手は何も言ってないのに
自分の心の中で勝手に、
軽視されたとか、認められない
と思ってしまうことがありませんか？
こんな時は、相手が何も言わないことが
気に入らないのです。
とても心地良いほめ言葉を期待しているのです。
良くやった！
素晴らしい！
と、賞賛を期待する心があるのです。
ですが、どうでしょう？
仕事の場面では、出来る人ほど
その仕事ぶりに信頼があります。
ですから、頼んだことは無事完了してくれる
と、安心されています。
ですから、上司は報告を受け取るだけで
あえて、ほめたりしません。
それは、信頼関係が成り立っている
ということなのです。
新人が、初めて何かをしてやり遂げたら
ほめることもあるでしょう。
まだ、期待値が小さくて、
無事できるか？というレベルだからです。
なので、出来た時には
以外とやるじゃん、となり
ほめられます。
ほめられなくなった、ということは
仕事ぶりが信頼されるようになった
ということでもあるのです。
私自身も、大いにこの傾向がありました。
幼い頃に、お母さんにほめてほしかった
と思った出来事があり、
それをずっと根に持っていました
でもそれは、ほめてもらうようなことではなく
いつも言われているのに聞いてなかったことを
たまたま、ちゃんとしただけだったのです。
当り前のことをしただけなのに、
ほめられるべき、
という勘違いがありました。
それは、大人になっても
同じように、出てくる心でした。
以前、フラクタル心理学の講座で、
私と同し年齢でキャリアを積んで来られた方と
一緒になった時、
その方に同じ心を見ました。
行政関係のお仕事でキャリアもあり、
とても信頼されている方でしたが、
若い子はほめられるのに、
自分はほめられないことが
不満のようでした。
出来ない人ができたらほめるけれど、
出来る人に、いちいちほめないでしょう？
良く出来ましたね～、みたいにほめるのは
返っておかしいですよね。
と、言うと
あっ、そうか
と気づかれました。
自分のことはわかりづらくても、
人のことだとよくわかります
その時に、自分自身の心と同じだ
と、改めて思いました。
第三者として見ると、良くわかります。
もう、今さらほめるとかそんなレベルじゃないんです。
上司はいつも信頼して感謝しています。
助かる、と思っています。
知らないところでほめてます。
だから、次々に新しいミッションが
与えられるのです。
そうすると、いつもがんばったって
ほめもしないくせに
あれしろ、これしろって何よ、
と、腹立たしく思うんですね。
大きな勘違いです
未熟な頃には、できたことを
ほめられます。
ベテランになればなるほど、
直接、ほめられることはなくなりますが
信頼は大きくなっているのです。
こういう小さな心の種が元で、
大きな悩みとなっている方は多いです。
がんばっているのに、
認められない気がして空しい。
子供の頃に、ほめてほしかった思いが
なかったでしょうか？
それを、今大人の視点で客観的に見ると
どうでしょうか？
信頼されていたから、ほめられなかったのかも
知れません。
強く、たくましくなってほしいと、あえて厳しかったのかも
知れません。
また、私のように、ほめられるようなことではないのに
ほめられたかった、と思っているのかも知れません。
期待に応えられる、信頼されているからこそ
ほめられない、と理解出来れば
周りの人に対する見方が１８０度変わり、
自分自身に対する見方も変わります。
自己肯定できるようになります。
子供のような感覚のほめてほしい
があるとしたら、手放しましょう。
スッキリと前に進むことができます
ご自身では難しい、と思う方は
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