義母宅へ行く日。
息子の不眠に付き合い、3,4時間しか眠っていない状態で義母宅へ向かう。
息子は少し遅刻して学校へ送る。
息子の支援学校から、義母宅へは、車で5分ほど。
義母宅前に着くと、車庫に義母の車がある。
在宅している?
しかし、義母は自転車で出かけることもある。
とりあえず、手紙を受けとるか。。
車を降りると、玄関前の小椅子に、手紙が置かれていた。
義母は不在なのかな、と思った。
手紙を手にすると、確かに、我が夫の名前が書かれている。
透明な封筒には、義母から送られて来た免許更新の時間帯の表が書かれている紙が見える。
やっぱり免許更新のお知らせか?
しかし、それよりも何よりも特筆すべきことがある。
手紙は、薄汚れている。
夫の氏名の書かれてあるシールに細かいしみがいくつかある。
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これは、どー見ても、昨日来た手紙じゃないだろ。
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あの、雑然とした家の中で、眠っていた手紙に違いない。
見つけたのが、昨日だったってだけの話じゃないだろうか?
私は、目的を達したので、義母には会わずに帰ろうとした。
しかし。その時、視線をかんじた。
つぶらな瞳が、私をじっと見ている。
ルルだ。
お庭の窓越しに、ルルが私を見つめている。
あぁ、と思った。
正直、もう早く自宅へ帰って、入院準備をしたい。(息子の入院付き添い)
少々おかしな義母に会う気力は残ってない。
だが、ルルが見ている。
私は、意を決して、インターホンを押した。
ガタガタ、音がした。
義母は在宅しているようだ。
次回へ続く。
