前回の続き。
会計は、義母の誕生日ということで、我が家で出した。
義母「あらいいの?」
夫「今日はおかあさんの誕生日だから」
義母「ありがとう」
最も、1ヶ月ズレたけども。。
そして。
駐車場で5分ほど、経ってから義母の家に向かった。
義母宅へ着くと、ルルの吠える声がする。
夫「元気そうだな、よかった」
私「そうだね」
相変わらず、お庭は綺麗に整えられており、玄関先の植え込みには、パンジーが綺麗に植わっていた。
義母はお花が好きである。
季節ごとに、この植え込みのお花を変えている。春は、チューリップ、夏には、マーガレットというように。
夫が玄関前で気付いた。
夫「あ、蜘蛛の巣がある。」
玄関の上の方に大きな蜘蛛が巣を作っていた。
夫「とってあげようかな?」
私「やめてあげて。この寒いのに頑張って生きてるんだから」
夫「そっか。」
私「そう。」
そして、インターホンを押す。
義母はなかなか出て来ない。
夫「入っていいかな」
私「寒いし、玄関で待たせてもらおうか」
夫は、扉を開いた。
夫「こんにちはー」
私「おじゃましまーす」
玄関で見たもの
私は、玄関で見たいものがあった。
夫が、驚いた靴である。
そこには。
去年の夏に、見たボロボロの靴があり、夫の言うように、親指部分が両方穴があいていた。
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捨てないのかしら。
まだ現役なのかしら。
そして、やはり、というか予想通りである。
玄関を入った先の廊下は、埃っぽく、細かい紙片のようなものが散らばっている。
最後に掃除機をかけたのは、いつなんだろう。
義母がやって来た。
義母「スリッパ履いて」
私も夫もスリッパを履く。
義母宅が綺麗な頃はスリッパは履かなかったが、この薄汚れてしまった義母宅でスリッパを履かない選択肢はない。
義母のスリッパは、薄汚れていた。
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そう言えば、義母の服装について言及していなかったが、先月とほぼ同様の服装だった。
夏と違って、冬の義母の洋服は小綺麗でお洒落である。
ホテルニューオータニの為に、新調したのだろうか。
まぁ、いい。
玄関前の物置場には、いくつか写真が飾られている。
人形や置き物もある。
それらはほとんど変わりがなかった。
ただ、以前より、整っていない。
これらの置き物も、義母は季節ごとに変えていたのだ。
以前を知っているだけに、暗澹たる気持ちになった。
まだ、玄関に入っただけなのに。
私「おじゃましまーす」
夫「おじゃまします」
手土産のどら焼きを持って、義母の家に入った。
次回へ続く。

