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前回の続き。
ゲームを始める
4人でゲームをすることになった。
ゲームは、簡単なもので、ドロップ イット というゲームだ。
順番に、4種類の形と色のチップを落としてゆくだけの単純なルールのゲームだ。
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で、これを夫、私、かわくん、義母、という順番で落としていった。
夫は、義母にアドバイスして、やってもらう。
とりあえず、義母が1つ落とした。
続いて、夫。そして、私。
あーだこーだ言いながら、落として行くだけの単純なゲーム。
夫「あぁー俺の狙いと外れた」
かわくん「難しいなぁ」
私「難しいよね、これ」
我々がゲームに夢中になっている間。
義母は、何故か、スマホを取り出し、画面を見出した。
ソワソワ落ち着きがない。
かわくんが終わり、義母の番、というところで。
義母「15時半から移動スーパーがあるのよ」
といきなり言い出した。
夫「ああ、さっき行ってたね」
義母「行ってくるわ」
私「え
?今、行くんですか?」
義母「うん。行ってくる」
義母は立ち上がる。
私「え、だったら、私達も一緒に、帰った方が良くない?16時までには出ないと、、。」
夫「そうそう。そら(息子)が帰って来ちゃうから」
義母「大丈夫よ。すぐ戻って来るから」
夫「あ、そう。ならいいけど。。。」
義母は、エコバッグを持って、そそくさと部屋を出て行った。
我々は、再び、唖然とするしかなかった。
義母の謎行動に困惑する
私「まさかゲームの途中で行くとは思わなかった
」
夫「なんかさぁ、途中から急に落ち着きがなくなったんだよ。急にスマホの写真を見出してさあ
」
かわくん「ちょっとやばいっすね
」
私「これって、おかあさんのルーチンなのかもね」
かわくん「俺もそう思いました。もう必ず行かなきゃみたいな感じでしたね」
夫「ちょっと強迫観念に駆られてるような感じだよな。。
帰って欲しくなさそうだったからゲーム始めたのに。」
私「これ、あれだよね。前頭側頭型認知症の症状の常同行動ってやつ」
かわくん「そうそう。なんか行動がワンパターンで俺もそうだと思います。」
夫「ちょっと病的だよな。。今日の夕飯になる分の食料は渡したのに。。」
久しぶりに会う家族が集まってゲームしている最中に、突然、外出は、普通しないだろう。。
前頭側頭型認知症の症状の一つ。
常同行動
そう言えば、私が1人で義母の家に行った時も、移動スーパーに行った話してたなぁ。。
そんで、そこで買ったコーヒーもらったんだっけ。。
AI による概要 ↓
前頭側頭型認知症の「常同行動」とは、毎日同じ時間に同じことをするなど、決まった行動を繰り返す特徴的な症状です。これは、認知症の方に安心感を与える行動と考えられます。例えば、毎日決まった時間に同じ道を歩く、特定のお菓子を繰り返し食べる、同じスタッフとなじみになるなど、様々な形で現れます。
夫「どうする?とりあえず、母の分のチップを3人で分けてやるか」
私「そうだね」
かわくん「やれやれ」
義母の為に義母が出来そうなゲームを買ったのに、義母抜きで、ゲームの続きをやることになった![]()
次回へ続く。

