【一緒にやりませんか】おすすめWORKアーティストデート | みるまに【手刺繍と言葉】

みるまに【手刺繍と言葉】

中組温子(なかぐみ あつこ)
暇を見つけては刺繍します
ときどき人と言葉を交わすのも好き
■オーダーメイド刺繍 みるまに刺繍部
■数秘&タロットカード セッションとレッスン
■デザイン(紙媒体など)&言語化サポート
■online shop▷BASE「みるまに」

一緒にやりませんか、の
前回からの続き



大ベストセラー

  ずっとやりたかったことをやりなさい

ジュリア・キャメロン著


の内容を、わたしの解釈含め
おすすめするシリーズその④です。
※これは②の方ですが
元祖の①の方も持ってます。

①の原文タイトルは
『The Artist's Way』



②の原文タイトルは
『Walking in The World』




前回までは
モーニング・ページについて
長々と説明してきましたが

今回は
アーティスト・デート
について。


モーニング・ページは、30分あればできるし
日々の習慣にしてしまえば案外続くのですが

※しかしながら、の挫折経験については↓
このアーティスト・デート
というのが
わたしにとっては結構なハードルで。

今週も結局できなかった〜〜
という事実もあり😂


どのあたりが
難しいのか、というと…


①週に一回

②自分一人だけで

③最低1時間程度

④自分の中の小さなアーティストと一緒に

⑤冒険心に駆られ
創造性を刺激するものを探す旅に出る
(ただ遊ぶ)

という
文字にしてしまえば
たったそれだけのことではあるのですが

①〜⑤まで番号を振って細分化してみると、

ひとつひとつは何気ないことでも
これをコンプリートして達成するのが
まあまあのハードルの高さだな、と
やってみて気づいたのでした。


というのも、まず

自分の中の「小さなアーティスト」に


どんなことが好き?
何を叶えたい?
どこに行きたい?
なに食べたい?
興味あることは?
してみたかったことは?
何を感じてる?
してはいけないと思ってることは?
どうせできないと思ってることは?

などなど

細かなディティールまで
インタビューする必要があり。


しかもそれを
ただ「遊ぶ」という
目的のためだけに実行。

苦痛努力が伴わないことはもちろん、
生産性合理性なども
なるべく考えないこと。

そして、そもそもここまで
難しく解説するほどのことでもない、
という本末転倒感😂



わたし自身、これをやってみて感じたのは


純粋に遊ぶのが
めちゃめちゃ下手くそだなーーー!!

でした。



たとえば
行きたい場所があるとして

わたしの場合は
ぱっと思い浮かんだのが
ビーズなどのパーツ屋さんだったんですが

道中はまあいいとして
ついた途端の思考としては

仕事としての商品に必要なもの、を
探す視点に、無意識になっているし

かわいい!と思っても
役に立たなさそうなものは
はじめから手に取らなかったり


アーティスト・デート
という時間であるにも関わらず

自分の中の「小さなアーティスト」よりも
合理的、生産的、効率的な自分を
優先させていることに
気づいたのです。



そしてわたしが致命的に
苦手意識を感じるのが、「冒険」というワード。


わたしの場合は
まず家から出ることが
かなり億劫であり

冒険という名の
このアーティスト・デートが

とにかくめんどくさいのです…



なのでこれに関しては

ヒントになるかわかりませんが
そんな出不精の、わたしのような方に
少しでも役に立てばと

恥ずかしながらの
ズボラなやり方をば。


わたしのやり方

①前もって12週分の日程を決める

②それをGoogleカレンダーや手帳などに
書き込んでしまう
(もちろん予定をズラすこともある)

③ある程度先まで、やることを決めて
それもスケジュールに書き込む

④家でできることでもOKとする


というゆるめマイルールを追加して
やってみたいくつかが、こんな感じ。


・ゴッホ展行く(名古屋)

・図書館で図鑑を眺める

・数学(幾何学)の講座を受ける

・児童文学を一冊読み切る


これも、4巡目に突入してから
導入したやり方なのですが

3巡目までは、今よりさらに
アーティスト・デートに費やす時間は
少なかった気がします。


なので、これに関しては
やはりわたしもまだまだ試行錯誤中。


まずは
冒険するという感覚を
もっと思い出したいな、と思っております。



そして、本の中にも書かれているのですが

もともと遊ぶことが得意な人でも
ついつい人を誘ってしまったり
誰かとの約束を、このアーティスト・デートに
充ててしまいがちなのですが


それだけはナシ
にしてほしい。


なぜなら
自分の中の小さなアーティストは

わたし(あなた)とのふたりきりの時間を
楽しみたいのであって

そこに誰も介入してほしくないから。



著者のジュリアは
こんなふうに表現しています。


たとえば、両親が離婚し、週末にしか
片方の親と会えない子どもを
思い浮かべてもらいたい。

子どもが求めているのは、注目されること
お金のかかるピクニックではない。

子どもは、親との貴重な時間を、
親の新しい恋人のような第三者が
ついてくることによって邪魔されたくない
と思っている。


この部分を引用するために
改めて本を開いて読んでいて見つけた箇所も
気になったので、続けて引用。



あなたは内なるアーティストを
外に連れ出し、
話を聞いてやる必要があるのだ。

あなたの中のアーティストは子どもである。
親と過ごす“時間”のほうが、
費やされる“お金”よりも重要なのだ。

中略

大切なのは時間をかけることなのである。



お金をかけることよりも

自分とふたりきりになって
とことん話を聞いてやり集中してあげる

これこそが
アーティスト・デートの
目的なのだと思います。


それによって

やりたかったのに諦めていたこと
腹が立ったけど抑え込んだこと
あと一歩が踏み出せない理由
自分の弱さや臆病さ
自分の強さや素晴らしいところ

いろんな自分を
自分自身に打ち明けることができます。




実際の友人や仕事仲間とも、
「遊び」という名目で出掛けたほうが
実のある話ができたりするし。



そんなふうに
アーティスト・デートに
出かけてみてください^^


わたしもまだまだ下手くそなので
「こんなことしたよー!」と
教えてもらえるとうれしい。


これまでの記事にも
たくさんリアクションいただき
ありがとうございます♡


本買ったよ!とか
再開したよ!とか
ご連絡いただく度、うれしくなります。
(わたしが書いた本ではないが🤣)


同時多発的に
進めることがあるって、心強く、
なんか楽しい。