みるくに頂いた沢山のお悔やみ、リコメは返せてないけど全部読んでます。
暖かいお言葉の数々に飼い主は読みながらウルウルしちゃって。
でもみるくの最後、これだけは書いておきたくて。
よかったら読んで頂けると嬉しいです。
水曜日に家に帰った時のみるくはヘルニアで立ち上げれないから寝かされてました。
起きてる時は飼い主が抱っこして支えますが、れもらいもいるし今後ずっとそんな事は出来ないなと。
みるくが1人で座っても危なくないベッドを買おうとこちらを購入。
こうしてお座りして庭を眺める事もできたね。
そのまま横になって周りを見たりできて良いんじゃないかと。
立てないみるくでしたが、動く気力はあってね。
横にすると起きたいって暴れてたんです。
オシリを支えてあげると、前脚だけであるくから。
れもんのヘルニアの時に買ってあったこのベルトを使ってみました。
ベルトで腰を釣り上げてあげるとね、すごく喜んでめちゃくちゃ歩いてました。
今まで速く歩けなかったのは、後ろ足が弱ってたからなんだね。
前脚だけで歩くとすごいスピードで歩いてたもん。
今迄スタスタ歩けなかった分を取り戻してるかのようでした。
みるく自ら歩きたいって催促してたもんね。
ちなみに私は水曜日・木曜日と父親の入院先と母親のショートステイ先に行ったりとバタバタしてまして。
そんな中、金曜日にれもんの調子が悪くなり朝一で病院へ。
軽い肺炎を起こしてるけど前回の入院時ほどではないし注射して様子を見る事に。
帰宅してから調子は良かったんだけど、夜になり急速に悪化。
ゴハンも食べられず呼吸が苦しく寝られないれもん、夜中に吐いたり下痢したり。
私も寝られないまま土曜日の朝また病院へ行き、そのままれもんは入院。
みるくは土曜日も今迄通り過ごしてたんです。
ゴハンもモリモリ食べてたし、ベルトを使って歩いてたし。
長男にもお世話してもらって嬉しそうでしょ。
土曜の夜は前日の疲れもあり爆睡してしまった私。
日曜日の朝6時半、嫁さんにみるくがヤバいって起こされる。
その時のみるくはもうグッタリしていて呼吸も荒くどう見ても普通じゃなかった。
みるくは旅立つ準備を始めたのか寝たまま体の中にある排泄物を出す。
身体が痙攣し、目の動きもおかしい。
もうお別れが迫っている事を家族全員悟った。
みんなでみるくにお礼を言った。
らいむも普通じゃないのは感じていたと思う。
この場に入院しているれもんが居なかったのが悔しい。
普段まったく鳴かないみるくが、キャンって小さい声で4回鳴いた。
きっとお礼を言ってくれてるんだねってみんなで泣いた。
5月19日 10時47分 みるくの心臓が止まった。
ついにみるくは逝ってしまった。
こんな急にお別れの時がくるなんて信じられなかった。
昨日まであんな元気だったのに・・・
みるくの身体を綺麗にして箱に入ってもらった。
らいむもお礼を言っていたのかもしれない。
近所に住むみるくの息子ゆっくんとママさんもお花を持って駆けつけてくれました。
ゆっくんもみるくの顔を見てくれた。
すごく辛かったが気は抜いちゃいけなかった。
それはれもんの事。
涙を拭いてれもんの面会に行く。
幸いにも肺の影はだいぶ薄くなっているとの事だが、おそらく数日入院は続く。
帰りたいと訴えるれもんを置いて帰るのはつらかった。
そしてれもんは、みるくが無くなった事を知らない。
帰って来て、かーさんは?ってずっと探す姿が目に浮かぶ。
でも、まずはしっかり元気になって帰って来てもらわなきゃ。
急に一人っ子になってしまったらいむ。
めちゃくちゃ落ち込んでるのがわかる。
私が散歩に連れ出したが、いつもスタスタ歩くらいむが全然歩かなかった。
必ず家にはみるくやれもんが居たんだもん、寂しくないはずがないよな。
月曜日、在宅勤務って事にしてみるくとのお別れに。
らいむも一緒に連れて行きました。
みるくの顔見てると、おはようでし~って起きて来そうな気がしてならなかった。
朝から降っていた雨は、みるくが葬儀場に出発する前に止んだ。
私達がいっぱい泣いたから、みるくがもう泣いちゃダメでしって言ったのかも。
火葬中みるくが空に登って行くんだろうなと外に出てみた。
今の火葬場って煙は出ないのかと知る。
小さくなって家に帰って来たみるく。
18年間お疲れ様って手を合わせました。
分骨してこれにみるくを入れました。
これからもみるくと一緒に散歩行けるね。
広島に戻る前に、みるくにしてあげられる最後のお世話。
市役所にみるくの死亡届を提出。
外に出た瞬間、本当に最後なんだと涙が止まらなかった。
みるくが亡くなる前日、くりすさんに教えてもらった車いすの材料も買っておいたのにな。
新生児用のオムツにシッポ用の穴も開けたばかりなのにな。
まだまだみるくのお世話、いっぱいしたかったよ。
万が一歩けなくなっても私たちが付いてるから全然平気だって思ってた。
みるく、こんな早くお別れするなんて思わなかったよ。
今迄ありがとう、みるくのお陰で楽しい思い出がいっぱいだよ。
れもんとらいむの事を空から見守っててね。