Wide ＆ High

AさんとBさんという、対照的な2人の人物がいたとする。

Aさんは自分や家族の問題ばかりで頭を悩ませていた。

一方、Bさんは地球から戦争や貧困がどうしたらなくなるのだろうかといつも世界に目を向けて頭を悩ませていた。

2人の違いは問題の大きさである。

Aさんは自分ごと、Bさんは地球の問題を己の問題としていた。

この2人、どちらがエネルギーが強くなるのであろうか。

実は、問題が大きければ大きい範囲である程、力が強くなる。

なぜそなるかというと、自分の問題を自分で解決するという事は、自分のままでも充分解決できる可能性がある。

しかし、自分より大きい範囲や概念であると、自分のパワー以上のものを用いないと解決に至るには難しい。

だから、大きければ大きいほど自分以上のパワーを潜在意識で使わなければならないという状態になるので、結果的に大きな問題に取り組むときには自分の最大限のパワーを使うことができるようになる。

自分の事ばかり考えている人よりも全人類、全生命の事を考えている人の方が自分の為にもなる。

逆の視点から考えると、中途半端ではなく、最大限自分の為に生きるということは、究極的には地球をよくする為に生きる事になる。

これが、宇宙の秩序である。

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