潜在意識 vol1

人には誰しも意識というものがあるが、自分ではコントロールするのが難しい、潜在意識というものがある。

消化や呼吸など、意識とは別に体が勝手に働いているのは、潜在意識のおかげである。

潜在意識には、意識に働きかける事も多々ある。

潜在意識の任務は、今までの自分を維持する事である。

意思の弱さ、プレッシャーの弱さ、マリッジ・ブルーも潜在意識の現状維持機能の為に起こる。

潜在意識の“現状維持メカニズム”を例えると、親の親心である。

この潜在意識というブレーキを外すためには、潜在意識を新しい自分に慣らしていけばいい。

一度エンジンがかかってしまえば、走るのは楽ちん。

むしろブレーキをかける方がしんどくなる。

新しく会社に入ったときに、自分は1日でぐったり。しかも、先輩方の半分の仕事料にも達してないのに、それ以上に疲れてしまうという経験をしたことはありませんか。

これは、他人がどんなにすごいことをしていてもそのレールに乗ってしまえば、それほど疲れにくくなるのである。

実は行動の内容よりも、その行動に対する自分の状態がスタートなのか、途中なのによって、大変さは全く違う。

最初はできないのは当たり前、これは潜在意識という心のブレーキという生命のメカニズムによってももたらされていた。

大事なことほど最初はゆっくり、そしてどんどん加速させていった方が潜在意識に即した方法である。

あなたがもし今の状態から脱したいのであれば、潜在意識をコントロールする事が大切である。

世界一養成学校では、潜在意識をコントロールするトレーニングメソッドを公開している。


■参考文献：『人生を変える！「心のブレーキ」の外し方』
　　　　　　　石井裕之

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