第三段階 意心法

＜意で心を制御する＞

「心＝感情」と定義するならば、どのようにして心を
コントロールすれば良いのだろうか。

私たちのあらゆる行動の基本的原動力は、「感情」である。

外部から自分の中への入力方法として、
目・耳・鼻・口・身の5つがある。

私たちは、この外部の刺激が内部に入力にされる事
により、感情が動き、そして行動を起こしている。

即ち、感情の制御は行動の制御にもなる。

ただ、感情（心）は自分以外の外的な刺激によって
発動される場合が多い。

例えば、
「あの人があんな事を言うから気分が悪くなった。」

「みんなが優しくしてくれないから辛い。」

「あの人が振り向いてくれないから苦しい。」

「不景気だから儲からないからしんどい。」など

これらは全て外的な刺激によって起こる情動である。

自分以外のものがよくなれば自分は楽しい、幸せだ
というような思考を招いている。

これでは、いつまでたっても本当の幸せは掴めない。

永続的な幸福感を得る為には、自分自身による感情（心）
のコントロールが不可欠となる。

では、どの様にすれば良いのだろうか。

私たちが活用している方法の一つに、
心意六合法の中の「意功法」がある。

意功法とは「意」すなわちイメージ（脳内映像形成）の
コントロール法をトレーニングする事により、
感情をコントロールしていく方法である。

細かなコントロール法に関しては、
文章で説明するのは非常に難しい。


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