(20/1/18)高いところに上ってみた話

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年が明けてから急に東京に行くことが決まり急遽飛んできましたので、その話です。
Superflyさんのリリースイベントへの参加がメイン。久々のライブ遠征となりました！めちゃくそうれしい。航空券・宿付きのライブ招待は相当久しぶり。普段はペア招待で出ていることが多く、一緒に行く人を必ず決めないといけない。今回は一人だけだったので全く迷う余地がなかったです。

この機会とばかりに色々な場所へ行き、色々な人に会い、色々な見たことのない景色、そしてずっと見たかった景色を見てまいりました。

その前にマネージャー（飼い主ともいう）にランチへ連れて行っていただきました。再びここに来られたことを神に感謝。あとゴディバおごってくれたよ…私もゴディバを受け取れるようになったのですね。さすがに泣きそうでした。自分一人ではまったくどうにもならないところ、うまいことお神輿に乗せて運んでくださるので、それに乗っかって各所へキャンペーン的に顔を出させていただきました。

夕方からは渋谷へ移動し、いつも勝手に遊び場にしているSchooさんにお邪魔できることに。渋谷も10年以上ぶりなので本当にここに戻ってこられてよかったなぁ…思わず天を仰ぎました。どんだけ貧乏長いの？
そして何故か皆さま出迎えてくださり、私の描いたものを見て知ってくれていることに驚き。スタジオまで見せてくださり、スケブにラーメン屋さんで見る芸能人の色紙みたいなやつを描きました。次に来た時はウエルカムボードを描きたい。ちなみにちょうど授業のために現れた徳川家康公にも遭遇。

皆様とお別れしてからはそこから200mしか離れていないduo music exchangeへ。やっと本来の目的なわけです。整理番号ランダムで受付して券もらったら超良番で2列目へ。バンドメンバーが出てきたら良く行くアーティストのところで見慣れた人々が混じっており、あれ…ついいつもの現場に来ちゃったかな…と思いながらも嬉しいやら自分どんだけ運が良いのかよと思いました。

渋谷を離れ、次の会食の場へ。ここでも念願の出会い。絶対会うだろうと思ってはいたのですがだいぶ想像よりも早かった。あとその場の全員がキラキラしていて闇がなく、血の池地獄から上がったばかりのわたくし、血まみれでいたたまれニャイ。すでに疲れも出てきて全く愛想も在庫切れしてしまいひたすら反省するなど。

2日目は新宿でランチ会に出席。これもスクーで描かせていただいた著者さんの主催です。すげぇでかいビルのおしゃれな和食のお店（ざっくりとしたイメージ）。今迄の人生だったら絶対に入れない。人数は少ないし大人の集まりだし安心…と思ったけど自己紹介コーナーが入ってしまい真っ青に。ガチで余裕がなくなって「何もしていなくて毎日絵を描いてるだけです」って言ったらマネージャーが「それは何もしてないって言わないですよ！」と突っ込みました。

行ったことのない場所に行って、高いところに上って、いろいろな方に会って、
ああ、もうあとは己の下がり切った自己評価と自己肯定感の回復に尽きるのだなぁと思いました。ついにこのように本来いるべき世界の扉が開いて、いるべき場所はこっちやでってみんな招いてくれるのに、自分はまだ古い意識に足を掴まれて「自分にはそんな価値はない」と言ってるわけです。アホすぎるなぁと思います。とっとと自分の居場所は都心の高いビルであるということを認めよう。5年で北国のかつて住んだ古く暗い平屋から、都内の高層ビルからの景色へライフシフト。マネージャーにおしゃれごはんを奢られながら描き続ける日々を享受せよ。