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Mrs.エステティシャン花音です。
ストレス過多時代に人気のビタミンB。
疲労回復に重要な役割を果たすのがビタミンB群です。
しっかり補給することでエネルギー代謝を高め、疲労感を解消することが出来ます。
私たち人間の体は60兆個以上もの細胞から成り立っており、それらの細胞は、食べた物の栄養素をエネルギーに変えて活動しています。
このエネルギー生産が十分に行われなくなると、エネルギー代謝が低下してしまい、疲労を感じる様になります。
疲労を感じにくくするためには、エネルギー代謝を落とさないことがポイント!
ビタミンB群は、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンB6、ビタミンB12、ナイアシン、パントテン酸、葉酸、ビオチンの合計8種です。
ビタミンB群それぞれの働き
①ビタミンB1
運動後の疲れ、乳酸などの疲労物質が溜まったときに摂りたいビタミンです。
疲れからくる手足のしびれやむくみ、食欲不振、不安、集中力不足などの症状にも効果的です。
(豚肉、うなぎ、玄米等に多く含まれます)
②ビタミンB2
ストレスを強く感じたときに摂りたいビタミンです。
ストレスからくる目の充血、肌荒れ、口内炎の症状を抑える働きもあります。
生活習慣病の予防にも効果的です。
(レバー、納豆、卵等に多く含まれます)
③ビタミンB6
倦怠感を感じたときに摂りたいビタミンです。
疲労性の免疫力低下からくる皮膚炎、口内炎、じんましん、湿疹、アレルギー症状を抑えるほか、ストレスによるイライラや精神を落ち着かせる働きもあります。
(レバー、マグロ、カツオ等に多く含まれます)
④ビタミンB12
赤いビタミンとも呼ばれ、血液を作る造血作用があるのが特徴です。
また末梢神経を構成する核酸やリン脂質を増加させる役割を持っており、神経を修復する作用もあります。
(しじみ・あさり・イワシ・秋刀魚等)
⑤ナイアシン(ビタミンB3)
糖質、タンパク質、脂質のエネルギー代謝をスムーズにしています。また、脳神経の働きを活性化する、皮膚を健康に保つ、血液の循環をよくするなど、体内で起こる様々な酵素反応に関与し、体の機能を正常に働かせるために重要な役割を果たしています。
(舞茸・たらこ・マグロ・カツオ・落花生等)
⑥パントテン酸(ビタミンB5)
コエンザイムAと言う補酵素をつくる成分となった後、様々な代謝にかかわります。
中でも、脂質や糖質のエネルギー代謝には不可欠な成分です。コレステロールからつくられる抗ストレス作用をもつ副腎皮質ホルモンの合成にも関与し、心身の健康を根底で支える大切なビタミンといえます。
(鶏肉・豚肉・椎茸・アボカド・レバー等)
⑦葉酸
葉酸とは、水溶性のビタミンB群の一種で、ビタミンB12とともに赤血球の形成を助ける栄養素です。この働きから、造血のビタミンとも呼ばれます。また、葉酸は胎児の正常な発育に寄与する栄養素としても重要な働きを行うため、特に妊娠初期の女性に必要です。
(ブロッコリー・ほうれん草・芽キャベツ等)
⑧ビオチン(ビタミンH)
ビオチンは体内で糖・アミノ酸・脂質などの代謝に関わる補酵素として働き、エネルギーを作り出す手助けをしています。また皮膚や粘膜の維持、爪や髪の健康に深く関わっていると言われており、皮膚の炎症を防止する働きがあります。 (パン酵母・乾燥舞茸・鶏レバー・落花生等)
上記以外にも女性に優しいビタミンB6は、女性ホルモンエストロゲンの合成を助ける働きがあり生理期を穏やかにします。さらにセロトニンホルモンの分泌にも不可欠で心を安らかに保つサポートもしてくれます。
8種のビタミンBをバランス良く摂ることで体内酵素と共に健康と美容に至るまで、さまざまな面でサポートしてくれます。
シワたるみに効果があり、若返りサプリとして今話題沸騰中のNMN(ニコチンアミドモノヌクレチオド)は、ビタミンB3に含まれる成分のひとつです。
NMNについては、またあらためて😊