ご訪問下さいましてありがとうございます。
Mrs.エステティシャン花音です。
いつのまにか、目に鮮やかで美しく彩られた紅葉も終わり、冬の景色に変わって来ました。
街中では、冬空に映えるイルミネーションが輝き、年の瀬に向けてざわめき始めました。
何かと忙しい時だからこそ、簡単に出来る料理で
体力をつけておきたいものです。
この季節になると、食卓にお鍋の登場回数かわどこのご家庭も増えるようで、鍋コーナーまで出来て様々な鍋つゆが並んでいます。
鍋には欠かせない白菜ですが、最も美味しい旬の季節は11月〜2月頃になります。
水分が約95%と成分のほとんどが水分ではありますが、様々な栄養素が含まれています。
精進料理では、豆腐・大根と共に冬の養生三宝と呼ばれているそうです。
養生三宝とは中国の不老長寿の薬膳からの教えで、冷と温とを両方持ち合わせた食材で、一緒に炊き合わせると相乗効果で淡白な味と深みのある旨味を醸し出し、滋養強壮と体力・免疫力を高める優れた料理です。
薬膳で言う白菜は、潤すはたらきがあるので、のどの乾燥、咳や痰の改善、コロコロ便秘などに有効です。
また、水のめぐりが良くしますので、むくみや二日酔いの解消にもおすすめです。
ビタミンCが多く含まれているため風邪予防や美肌にも効果的です。ただし白菜のビタミンは水溶性のため、鍋料理などに使う時には煮汁ごといただきたいですね。低カロリーなのでダイエットにもおすすめです。
白菜と豚バラのミルフィーユ鍋
豚肉に含まれるビタミンB1と白菜のビタミンCは、疲労回復を促進し風邪予防の効果も期待できる組み合わせです。
また、豚肉には血流を良くしてくれるビタミンEも豊富です。
ミルフィーユ鍋は蒸し鍋ですが、わが家は昆布を引いてその上からアミノ酸が豊富な日本酒をたっぷり振りかけて美酒鍋にします。
もちろん食材から出た栄養をお汁で丸ごといただきます。
豚バラはカロリー高めですが良いお出汁が出るので、豚汁など汁ごといただく料理に使います。
白菜以外にも冬野菜はたくさんあります。
旬の時期に味と栄養の恩恵を余すところなく受けたいものですね。