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Mrs.エステティシャン花音です。
日頃何気なく使っている洗顔料。
弱酸性のものやアルカリ性のものなどさまざまあります。
お使いの洗顔料は、弱酸性ですか？
それとも弱アルカリ性ですか？
健康な肌は皮膚常在菌のバランスが整っている弱酸性のお肌です。健康な肌のpH値が弱酸性なのは、皮脂膜が弱酸性だからです。
この皮脂膜は、皮脂常在菌がつくる分泌物からできた脂肪酸や、汗などに含まれる乳酸やアミノ酸が混ざり合うことで作られます。
弱酸性洗顔料と弱アルカリ洗顔料の違いは？
弱酸性洗顔料・・・アルカリ性に比べると、やさしく汚れを落とします。お肌のpHは弱酸性に近いため肌あたりはマイルドです。
弱アルカリ性洗顔料・・・皮脂汚れやクレンジングで落としきれなかったメイク汚れをしっかりと洗浄します。汚れやアルカリの石けん成分が残ってしまうと肌トラブルの原因にもつながるためすすぎをしっかり行う必要があります。
洗顔料が弱酸性なのか弱アルカリ性なのか見分けるためには、成分表示を確認する必要があります。
まず洗浄成分として石鹸が使われているものは、基本的に弱アルカリ性です。 一方「ココイルグルタミン酸Na」や「ココアンホ酢酸Na」などの合成界面活性剤が使用されているものは、弱酸性のものが主流になります。
湿度も気温も高くムシムシした梅雨や夏の時季は、1年でもっとも皮脂分泌が増えると言われており、皮膚常在菌のバランスが崩れ肌トラブルが起きやすくなります。
弱酸性だから肌にやさしいというCMがあることから弱酸性が肌に優しいとか、弱アルカリ性は肌によくないというイメージを持ってしまいがちです。
皮膚のアルカリ中和能
私たちの皮膚には，アルカリ性のものがお肌にのり一時的にアルカリ性に傾いた場合でも，これを弱酸性に戻すチカラがあります。
お肌が弱酸性ですが、だからといって洗浄剤まで弱酸性にこだわるのではなく肌のタイプや現状のお肌の悩み、季節により洗顔料を選ぶ事が大切です。
洗顔料の前に使うクレンジングの種類と洗顔料の相性も大切です。
肌トラブルで悩まれている方はクレンジングや洗顔料の落とすアイテムの見直しも必要かも知れません。
自分らしくポジティブに生きる女性の笑顔は、周りの空気まであたたかく包みます。
あなたの美しき一日に幸せが宿りますように💕
