美肌キープの鍵になる「pHバランス」ですが、pHとは水素イオン濃度指数のことです。
健康な肌のpH値は通常4.5〜5.5の弱酸性です。
外的要因や年齢などによりpHバランスが崩れると、炎症反応を起こしやすくなり、乾燥や湿疹、アトピー性皮膚炎を引き起こす原因になりますし、シワやたるみの原因にもなりますので肌を健やかに保つには、pHバランスを整えることが大切というわけです。
お肌は、皮脂膜という薄いベールで覆われていて、このベールがお肌のバリア機能と言われるものになります。
バリア機能は、外的刺激から肌を守り肌内部の潤いを保つ役割も果たしています。バリア機能の働きを最大限に活かすにはpHが弱酸性に保たれていることが大切です。
お肌の角層の中にある天然の保湿成分NMFや水分を保っている細胞間脂質が減少するとバリア機能が低下します。
細胞間脂質は角層内で角層細胞同士の間を埋めている脂質のことで、主にセラミド、脂肪酸、コレステロールで構成されています。細胞と細胞をしっかりと接着するセメントのような役目を果たすとともに、肌内部の水分が蒸発するのを防ぐバリアの役割を担っています。
バリア機能が低下すると、お肌に備わっているアルカリ性を中和する作用(アルカリ中和能)が弱まり、弱酸性からアルカリ性に傾いてしまうことになります。
お肌のphバランスを整えるための方法
⚫︎正しい洗顔
⚫︎正しい化粧品選び
⚫︎化粧品の正しい使い方
⚫︎ストレス解消
⚫︎紫外線対策
⚫︎肌を擦らない
⚫︎食生活の見直し
⚫︎適度な運動
⚫︎質の良い睡眠
pHバランスを整え肌を弱酸性に保つためには、日々意識しながら生活することがとても大切になります。
pHバランスを弱酸性に保つことで肌本来が持つバリア機能を高めあらゆる肌トラブルを寄せ付けない美肌をキープしましょう😊