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Mrs.エステティシャン花音です。
劇場鑑賞をしばらく控えていますが、賞賛された映画はお家で鑑賞しています。
心をほぐしたい時は、敢えて笑えるコメディを選ぶのですが、直感で映画「禅 ZEN 」を選びましたが、かなり心を揺さぶられ、心のストレッチになりました。
『禅 ZEN』は、2009年1月10日公開の日本映画。鎌倉時代初期の禅僧であり、曹洞宗の開祖である道元禅師の生涯を描く。大谷哲夫の小説『永平の風 道元の生涯』を原作とする。
Wikipediaより
「道元禅師」は、福井県にある永平寺を開き、禅を追求しながら『正法眼蔵(しょうほうげんぞう)』を書きました。
歌舞伎俳優の中村勘太郎改め勘九郎さんが、道元の生涯を見事に演じられていました。
原作 大谷哲夫氏の「永平の風 道元の生涯」
監督 『丘を越えて』の高橋伴明氏
ヒロインのおりん役の内田有紀さんが透明感があって美しかったです✨
脇を固める俳優陣も豪華で藤原竜也さんや笹野高史さん、高橋惠子さんといった名優揃いです。
死生感を考えさせられると共に、孤高の求道者「道元禅師」の魅力的なお人柄に引き寄せられます。
風光明美な自然も見処です。
道元禅師の歌
「春は花 夏ほととぎす 秋は月
冬雪さえて すずしかりけり」
春夏秋冬の各季節の中で、その時々を生かして、暮らしてゆきなさい、という歌と重なります。
冬雪さえて すずしかりけり」
春夏秋冬の各季節の中で、その時々を生かして、暮らしてゆきなさい、という歌と重なります。
そもそも禅宗という括りはないらしく、禅宗というのは曹洞宗臨済宗や黄檗宗といった、禅を旨とする宗派の総称であり、実際に禅宗という宗派が存在するわけではないそうです。
手を合わせる行為はとても美しい所作ですが、合掌は仏教において、右手が仏様の世界、左手が衆生(全ての生き物)の世界を現しているといわれています。両手を合わせることで、仏様と衆生が一体となるという意味を持ちます。
また、相手への敬意や尊敬を表す意味もあります。
葬儀やお墓参りで行う合掌は、仏様と人間が一体となり、成仏を願う気持ちを表したものと言われています。
自分さえ良ければ良いと言う我利我利の心より、人を思いやる心を持って自利他利の心で日々過ごせたらどんなに穏やかな日常になることでしょう。
座禅の方法を詳しく紹介された曹洞宗のサイトより
道元禅師の言葉より
「ただまさに、やわらかなる容顔をもて、一切にむかうべし」
御仏の前に心静かに坐り、ご先祖さまに掌を合わせ、皆が幸せに過ごせる慈しみ溢れた世の中を目指して、歩みを進めて行きたいですね。
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