仕事では派遣社員にも関わらずたった1人で辞めた社員の分まで働いている最近の熟女(私)。

 

辞めた社員(ポンコツ上司)が今流行りの”リベンジ退職”(引継ぎ無し)をしたため、

 

毎日勃発する事案への対応にてんやわんや。

 

五十路の身体に鞭を打ち何とか乗り切ってはいますが

 

やはり五十路、

 

身体もですが、脳もかなり疲れ気味。

 

そんな中、

 

気候も良くなって

 

3連休もやってきて。

 

リフレッシュしたくて

 

心はウズウズ。

 

ってことで

 

3連休初日の昨日、

 

少し足を伸ばして

 

神奈川県の大磯(おおいそ)まで出かけてきました。

 

 

 

 
味のある駅舎
 

 

大磯には今回初めての上陸。

 

大磯と言えば

 

昭和生まれの私のイメージ的に

 

芸能人水泳大会ルンルン

 

当時は聖子ちゃんや明菜ちゃん、マッチやトシちゃんなんかの歌謡界のトップアイドルが普通に水着でワチャワチャしてましたよねw(今ではありえないですが確か途中でお色気場面もあったり)

 

そんな大磯へ訪れた今回の目的は久しぶりの釣り。

 

気候も潮もまあまあの昨日は釣り人も沢山w

 

 

 

1箇所、良さげなスペースを見付けたので、

 

隣で1人で釣りをしていたおっちゃん(推定年齢65歳)に

 

私:「ここ(おっちゃんの右側で釣りしても)、大丈夫ですか?」

 

と言ったら、

 

おっちゃん:「どうぞそうぞニコニコ」と。

 

そこで釣りを始めようとしたら、

 

おっちゃんが

 

おっちゃん:「そこは水で足元が濡れてるから、左側でやったら?」

 

と仰ってくださり

 

防波堤の角っこ(コーナー)を譲っていただく事になりました。

 

そこから釣りを始めまして、

 

 

小カサゴ(リリース)

 

 

小ハゼ(リリース)

 

 

が釣れて、

 

あと

 

毒針を持った魚のゴンズイやバリ(←地域によって呼び名が違う)が釣れたのですが、

 

場所を譲ってくれたおっちゃんや、

 

ちょうど私がコーナーで釣り始めた後に私の左側のご夫婦が帰って行ったスペースに

 

おっちゃんの友達が釣り竿持ってやってきて、

 

更におっちゃん達の釣り友達らしき人達もビール片手に数名やってきて(小学校時代からの仲間が年齢だけ重ねた雰囲気w)

 

ワチャワチャしながら私の針にかかった毒魚を都度魚用トングで挟んで針から取ってくださいました。

 

魚に詳しいおっちゃん達、

 

「あそこの釣り場はは先週〇〇が沢山釣れてた」とか

 

時にはドジャース戦の話をしつつ「佐々木朗希はプレッシャーに弱いな~やっぱり大谷だな」とか

 

釣り仲間と思われるおっちゃんの一人が先週入院したらしく

 

おっちゃんA:「見舞いに行ったら元気そうだった」

 

とか

 

コーナーで釣りをしている後ろで両隣のおっちゃん+友達らしきおっちゃん達の日常のやり取りを聞きながら

 

なんだか心がほっこりしたり。

 

毒魚を針から外してくれる以外は全く邪魔されることもなくこちらものんびり釣りを楽しめました。

 

暑からず寒からず、

 

太陽も雲で隠れて良い感じ。

 

少し雲が無くなった時に振り返ったら向こうに富士山が見えました。

 

 

港内の穏やかな水面(みなも)を見ながらの釣り、

 

 

午後からの数時間でしたが

 

思いの他リフレッシュできたのか(目にも良かった)

 

帰りの電車で眠気がやってきて小一時間ウトウトしながら帰ってきました。

 

後から調べたんですが、

 

山と海だと海の方が癒し効果が大きく

 

海を眺めることで約10種類くらいの効果があるそう。

 

①ストレスホルモンの減少

②血圧の低下

③心拍数の安定

④セロトニンの分泌促進

⑤創造性の向上

⑥睡眠の質の改善

⑦免疫力の向上

⑧集中力の向上

⑨心の浄化効果

⑩幸福感の増大

 

これ、

 

思うのが、

 

真冬の日本海の荒波じゃ10種の効果は得られない気がアセアセ

 

私が昔から好んで釣りをするのは港内の釣りなんですが、

 

開けた空、

 

港内の穏やかな水面(みなも)、穏やかな気候、穏やかな風、この辺りが揃うと凄く心身がリフレッシュできるような気がします。

 

子供の頃は池釣り(フナ)も好んでやっていたのですが、

 

今思うと海の港釣りに似ていて池釣りも水面が穏やかなので知らない間に心が穏やかになっていた気がします。

 

砂地のキス釣りやコチ釣りなんかも嫌いではないですが、

 

せわしくて癒されるって感じではないんですよね。

 

そう思うと

 

やっぱり防波堤や港でのんびり糸を垂らしながら水面をボーっと見ている釣りが私的に一番合っているし癒されます。

 

そうそう、

 

JR大磯駅から大磯港まで(徒歩約10分)の途中にある地元の釣具屋さんでエサ(青イソメ)を買ったのですが、

 

そこの釣具屋さん、

 

 

味があるな~と思って

 

店内にいた年配の奥さん(お母様)に

 

先に青イソメを頂きたい旨を伝え、

 

私:「こちらのお店は何年くらい(営業)されていらっしゃるんですか?」

 

と聞いたら

 

奥さん(お母様):「もうすぐ100年なんですよ、昭和4年からやってるからニコニコ」と。

 

私:「ええっ!?戦前からですか!?ビックリですびっくり

 

奥さん(お母様):「そうなんですよ、今(夫)が2代目で。」

 

と、

 

奥さんが奥にいた2代目の旦那さんに

 

奥さん(お母様):「青イソメお願いしまーす」

 

と言ったら

 

穏やかそうな

 

2代目(旦那さん)が出て来られまして。

 

で、

 

青イソメを準備しながら話していたら、

 

なんと!

 

今では世の中で当たり前のように使われている釣りキチに必須の釣り竿とリールのうちのリール、

 

このお店が発祥(日本での!?)だったそうでびっくりびっくりびっくり

 

2代目(旦那さん)のお父様(初代)が木でリールを作った事から全ては始まったとのこと。

 

雑誌に掲載された記事も見せてくださいました。

 

 

 

なんか、

 

まさかのリール発祥のお店に来ることができて涙が出そうになってしまいました。

 

私に応対してくださった2代目ご夫婦の息子さんは

 

全く釣りに興味が無いそうで今は信用金庫の役員だそう。

 

って、ことで3代目がいない状況という話までしてくださいました。

 

お元気そうでしたが、

 

2代目(旦那さん)は92歳(昭和8年生まれ)

 

奥さん(お母様)は88歳(昭和12年生まれ)だそう。

 

あと何年続けられるのか!?

 

こういう貴重なお店、

 

もちろん継いでくれる人がいるのが一番ですけど、

 

万が一の場合、

 

日本の歴史として保存してくれないかな。

 

大手の釣具屋とは違う人と触れ合える温かさ。

 

どうにか継続して頂けますようにと祈る気持ちであとにした大磯の町。

 

港も綺麗で歴史ある釣具屋のご夫婦も素適。

 

釣り場のおっちゃん達も良い方で

 

凄く気に入ったので、

 

また遠からずな内に再び訪れたいなと思っています照れ

 

 

因みに昨晩は眠くなって21時にはベッドへダイブ。

 

そして

 

ノンストップで7時起き(10時間睡眠)。

 

夏が終わって睡眠時間と質が良くなったのですが、

 

昨晩の入眠スピードは海のお陰!?

 

やっぱり

 

海はイイ!!