飛行機は東京⇔ホーチミン(ベトナム)往復の予約をしていたので
マレーシアからホーチミンへ戻ってきました。
明日の夜便で日本へ帰ります
今日は朝便でホーチミンのタンソンニャット空港に着きまして、
いつもはタクシーを使って街中に向かうのですが(タクシー代約900円)、
時間があるので急ぐ必要もなく、
あ!そうだ、以前1回乗ってみたローカルバス(片道約70円)で行ってみようと空港からバスに乗り込もうとした矢先、
自分が転がしてきていたキャリーが思いのほか重すぎて、バスのステップに持ち上げられず
そんな
アワアワしそうになっていたところに
救いの手が
既にバスに乗っていた女性がサッと手を伸ばし私のキャリーを一緒に持ち上げてくださいました。
ホーチミンにいることを忘れて
私:「あ、すみません」と。
返ってきたのは、
女性:「あ、いえ」
ん?
日本人?
無事に乗り込んで偶然その方の後ろに座ることとなり、
ホーチミンで働いている日本人の方かな?と思って
私:「ホーチミンに住んでいる方ですか?」
と聞いたところ、
女性:「いえ、トランジット(乗り継ぎ)でインドから来て深夜に日本に帰るところです」と。
見た感じ若い方だったので、
私:「大学生さんですか?」
と伺ったところ、
女性:「いえ、29歳です」と。
そこから話が弾んでバスを降りたあと一緒に昼食。
春巻き(ホーチミンのオススメ①)
夕方はホーチミン時代の行き着けの居酒屋に私はいるので気が向いたら来られてください
とお伝えをしていたら、
本当にお店に来られて改めて乾杯




彼女は前職場で新しくやってきた女性の先輩からのパワハラによってダメージを受け大手のグループ会社を辞める事になってしまい辛い時期もあったとのことですが、
そから海外に飛び出して1年間で43ヵ国と脅威の数の国を旅し
沢山の人と出会い、色々な気付きを貰って、
前職とは違う夢を見付けることができて日本へ帰国後はそれに向かって勉強に励むという話をしてくださいました。
いや〜、
43ヵ国、
凄いな〜
色々経験したことで凄く世界が広がったと言っていました。
見た目はめちゃめちゃ可愛くてスッピンの有村架純さんみたいでした
何より若さって素敵だな〜と。
同世代だと、会社の愚痴、身体の不調、親の介護、自身の老後の不安とかw
まあ、それはそれでたまには良いですが、
やっぱり何かに挑戦しようとか、〇〇を極めようと頑張っているとか、そんな話を聞ける飲みの場が個人的には欲しいんですよね(余り同世代にいないのが残念)。
まあ、自分も含め人生の折り返しを過ぎている立場としてリアルな現実に向き合って生きていかないといけない状況もあるのは承知ですが。
とにかく
一気に沢山の経験をされた方と思いもかけない場所で出会い、
辛い思い出をバネに新しいことに挑戦しようという姿にパワーを貰って
私も帰国後にまた勉強を頑張りたいなという気持ちが湧いてきました
夜の日本行きの便に乗るためにホーチミンの街中からタンソンニャット空港に戻った彼女から
次は日本で会いたいです
とメッセージを頂きました。
そう、
偶然にも彼女の日本での住まいと私の親元(実家)がたまたま一緒で
社交辞令だとしても熟女(私)は嬉しい気持ちになりました
彼女も含めこの旅で色々な優しさや気付きを貰い少し成長できたのではと思える自分もいます。
幾つになっても新しい世界に飛び込んだり視野を広げることは大事ですね。
そして
一期一会、
これこそが
旅(人生)の醍醐味かも知れません