昨日は 夕方からお通夜だった
この時期なので
家族葬の小さな輪に参列させてもらった
実は亡くなった彼女とは
長年会っていなくて
去年の暮れに電話で話したのが最後
その時に身体の調子が良くなくて
寝たり起きたりしていると聞いた
元々 身体の弱い人で
出先で良く倒れたり…していて…
…何かあるな? とは思ったが
歳をとるにつけ色々出てくる年齢なので
病気の事などはあえて聞かずにいた
私より歳上の彼女とは
いっとき深く話す時間があり
お互いのとても良い相談相手だったことがありつつも
なんだか私に弱いところを見せたりするのは
たぶん嫌だろう…と思ったので…
いつも通りの付き合いで 話したのが最後
後からあの時に病気の事を聞いた方が良かったか?
と思ったこともあったけど…
昨日 最後に顔をみて さよならした時に
最後まで いつも通りの付き合いで良かったと思った
弱いけれど 強い人
なによりも 聡明な人だった
少し前に共通の友達に会い
彼女がガンで 闘病していた事や
もう長くない事を知った
話しを聞いた時は あまり状態も良くなくて
でも その前から彼女の性格上
お見舞いも断っていると聞いていたが
彼女よりも歳上の世話役の上手い人が
時々 差し入れをして手助けしている事を聞いたので
私もパンなどを焼いて 気持ちだけでも届けようと思っでいたのだけど…
ちょうど季節の変わり目で
風邪ひいてしまったり
細々探していた仕事が急に決まったりして
なんだか忙しくなり パンを焼く余裕もなくて
なので 私は 結局なにもできなかった
昨日は彼女の家族3人と 友達3人のごく内輪の葬儀
彼女ともっと深い付き合いをしていた人もいたのに
この輪に私が呼ばれたのは 不思議と言うか
何かの縁なのか…
でも お通夜の席に呼ばれなかったら
私は 何もできなかった事を悔いたと思うので
最後に さよならを言える機会をいただけて
良かったと心から思った
10年前に彼女に頼まれて
柚子の苗木をあげたことがある
暮れに電話がかかってきたのは
長年なかなか実をつけなかった木に
今年はたくさん実をつけた と言う報告だった
義理堅い人
よく 桃栗3年柿8年と言うが…
↑これは何かを成し遂げるには時間がかかると言うことわざだけど…
柚子が実をつけるのって それ以上時間がかかる木で
我が家の庭の木も たくさん実をつけるまでに
10年かかったからね
丁度よ!なんて言って
それにしても なかなか実がならなかった木を
大事に育ててくれて ありがとう
なんて話をした
それから…彼女とのその時の話は
ひとり娘の行く末をとても心配していた
ウチの娘より歳が少し上
固い所にキチンとお勤めをしてる
聡明で面差しの儚さがお母さんそっくりだ
しっかりしてる面と 繊細な面…
残していく事 彼女のただ一つの心残りだったろうな…
娘さんと
久しぶりに話しがてきて良かった
柚子の木の話もできたし
たくさん回数を会う友達ではなかったけど
なんとなく 彼女とは気持ちの持ち方と言うか…
魂のあり方が似てるな…と思う部分があったので
きっと 彼女に呼ばれたのかもしれないな
なにかの時に また縁があれば
今度は 娘さんの付き合いを
心に留めておくからね
最後にお顔を見させて頂いたけど
私の心浮かんだのは 元気な笑顔と笑い声
目の前の顔は 私の気持ちの中には入ってこなかった
なんだか…
弱い身体から離れて 今少し自由な気持ちでいるのではないか…
心残りはあっても
まだまだ亡くなるには早かったけど
たぶん彼女は自分の人生には悔いはないのではないかな
と思った
人は 必ず死ぬから
私もいつかは そちらにいきます
だから 今度は たくさん会って
また 話をしようね
さよなら ありがとう
よく晴れた春の日 送る日
昨日はそんな一日でした