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わが子の「自ら学習するくせ」を育てる 親の上手な「促し方」 定価¥1,430円(税込)
「教える教育」から「促す教育」という新しい教育方法で注目を浴びている
子供への促し術をたっぷり盛り込んだ1冊
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1人でも多くの子供達が、一つでも多くのご家庭が笑顔になれれば嬉しく思います
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幼児、小学校低学年の子供は 親の影響を強く受けます
親にとって、普段何気ないことでも
幼児、小学校低学年の子供は 親の真似 をして学びます
また、親の言葉使いや行動、習慣を子供は真似することが多く、
特に真似して欲しくない悪い言葉や行動、
習慣ほど真似してしまうことが殆どです
今回は子供をダメにしてしまう 親の言葉や行動、習慣と
将来お子さんに良い影響を与える親の 6つの行動と習慣をご紹介します
目次
~子供をダメにする 親の習慣【 言葉編 】~
①自分を肯定できない
②悪口を言う
③口ぐせで「 無理 」と言う
④口ぐせで「 めんどくさい 」と言う
~子供をダメにする 親の習慣【 行動編 】~
①スマホをいじる
②お酒やタバコ、パチンコでストレスを発散する
③大声で夫婦喧嘩をする
④モノの扱い方が雑
~子供をダメにする 親の習慣【 子供への接し方編 】~
①他の子と比べる
②子供のことを肯定しない
③スパルタで接する
④勉強だけさせる
⑤全部親がやってしまう
~子供に良い影響を与える親の 6つの行動と習慣【 令和編 】~
①前向きに物事を考える
②ストレスを発散する方法を持っておく
③夫婦仲を良好にする
④子供の良い面を見る
⑤子供のお手本になるような親でいること
⑥物を大切に扱う
~最後に伝えたいこと~
毎日、何気なく発している言葉でも、
子供はしっかり聞いていて影響を受けています
そこで 子供をダメにする親の言葉 をまとめました
あなたも知らないうちに言っていませんか?
①自分を肯定できない
「 私、頭良くないし 」、「 自慢できるほど綺麗じゃないし 」
「 特にこれといって得意なことないし 」と
いつも自分のことを肯定できない親がいます
つまり、自己肯定感が低い状態
子供はそんな親の姿を見ると、子供自身、自己肯定感が低い子に育ってしまいます
親からすれば 子供には自己肯定感が高く、
自信を持って なんにでも挑戦する姿を望んでいるはずですが、
親の何気ない言葉が子供の自己肯定感を下げてしまう原因になってしまいます
②悪口を言う
「 ○○先生は連絡ミスが多いから嫌い 」、「 ○○ちゃんママは苦手 」と
ついつい子供の前で 誰かの 悪口 を言っていませんか?
そもそも言いたいことは本人に堂々と言いましょう
陰口は 誰が聞いても良い気がしません
聞いた人は
「 きっとこの人、私がいない所で他の人に悪口言ってるんだろうな~ 」と 100%思います!
子供も そんなネガティブな発言を聞いて嫌な気持ちになりますし、
自分もまた嫌いなお友達や先生の悪口を言うようになります
どうしても発散したい時は、せめて子供の耳に入らない場所や状況で言いましょう
③口ぐせで「 無理 」と言う
「 無理 」のセリフが口癖になっている方はいませんか?
「 うちの子が試合で優勝してくれたら嬉しいけど、無理よね~ 」、
「 お受験したいけど 今の給料じゃ塾にも通わせられないから無理よね~ 」
しかし、行動せずにやる前から諦めてしまう姿を見た子供はどう受け止めるでしょう
子供も諦めやすい子になってしまいます
どうしても「 無理 」というセリフを使いたいなら
ご自身で一度挑戦してから 発言するようにしましょう
そうなると「 体験談 」になりますので意味が違ってきます
④口ぐせで「 めんどくさい 」と言う
「 もうこんな時間!ご飯作らなきゃ、めんどくさい 」、
「 PTAのために学校行かなきゃ、めんどくさい 」のように
「 めんどくさい 」が口癖になっている方はいませんか?
確かに毎日の家事やお子さんの学校のことは大変です
しかし、何をするにも ネガティブに捉える姿をお子さんが見たら
お子さんも「 めんどくさいな~ 」が口癖になってしまいます
「 めんどくさい 」と思ってもグット我慢して口に出さないように
子供に影響を与えるのは 言葉や言葉使いだけではありません
日常のチョットした行動も、子供をダメにするキッカケになります
下記は特にすぐに直す必要があります
①スマホをいじる
小中高生のスマホの依存症について最近報道が多いですが、
親世代もスマホばかり見ている人が多いです
例えば公共の場でも子供が話しかけているのに
スマホを見ているせいで返事が適当になったり、
子供が走り回って周りに迷惑をかけているのに
スマホを見ていて気づかない親もいます
さらに、これだけ車の交通事故が毎日報道されているにもかかわらず、
スマホを操作しながら車を運転している保護者を多くお見受けします
事故を起こしたら
人生が狂ってしまう可能性があることを今一度真剣に考えてください
②お酒やタバコ、パチンコで ストレスを発散する
現代社会は何かとストレスが溜まります
ストレスを抱えたままにしていると 健康被害にも発展しかねません
ストレスの発散方法にも良し悪しがあり、
適度なお酒やタバコで発散するのは良いとしても
お酒に飲まれたり、数時間の禁煙も我慢できない依存症状態はあまり良くないです
また、最近はパチンコに夢中になって 子供を放置して死亡させる保護者もいるように
ストレスの発散方法には 問題があります
モノに頼るのではなく、家族で映画をみるなど 一緒の時間を過ごしたり、
家族で一緒のスポーツしたり、
ポジティブな方法を活用することを 子供に体験させてあげてください
③大声で 夫婦喧嘩をする
好きでお付き合いし、結婚した夫婦ですが、
毎日一緒に居れば 喧嘩になることも当然あります
自分の思いを溜め込むのは良くないので、
相手にきちんと自分の思いを伝えた方が良いのですが、
子供の前で感情をむき出しにし、大声で喧嘩をするのは 止めましょう
まず、子供が怖がってしまいますし、
子供もまた 将来そうした喧嘩をする子になってしまう可能性が高いです
逆に二人とも落ち着いて冷静に話し合う姿を見せられるならば、
むしろ子供にとって貴重な勉強になると思います
④モノの扱い方が雑
物を置くときに投げたり、扉を閉める時にバタン!と大きな音と立てたりして
ついつい物を雑に扱ってしまう人がいます
不思議と親がそういう行動をしていると子供も真似して行動が雑になります
必ずそういう雑な部分は無意識にでるので、
学校の入試面接や会社の面接でバレます
家の中だけなら良いですが、
外に出た時に雑な行動をすると 損な印象が大きいです!
子供が外でも美しく無意識に振る舞えるように 親が日頃から気をつけましょう
親の日頃の言動はもちろんのこと、
子供への接し方で 子供は良い面も悪い面も吸収します
そこで、子供をダメにしてしまう親の子供との関わり方についてまとめました
①他の子と比べる
「 〇〇ちゃんは あなたと違って頭が良いね 」、
「 〇〇くんは出来るのに どうしてあなたは出来ないの? 」
と他の子と比べて我が子を否定する親がいます
言われた子供はショックですし、
何をするにも他人と比べられることにうんざりするでしょう
子供は それぞれ個性も長所も短所も違います
他の子と比べることは あまり意味がありません、
比べたら他の子より頭が良くなったり、スポーツが出来るようになったりしますか?
しませんよねw 隣の芝生です!
お子さんが以前と比べて 何が出来るようになったか、どんな成長をしたのか?
といった視点で見るようにしてください
②子供のことを肯定しない
「 もうちょっと背が高かったら良かったのに 」、
「 これ、もっちょっとこうした方が良かったのに 」と
何気なく子供を 否定 する親がいます
子供は親に否定されてばかりいると 自分に自信が無くなりますし、
親に否定されないように
無難に事を進めることばかりを考えて行動するようになります
もし、お子さんを評価するなら
客観的に 次の成長につながる 肯定的なアドバイスをしてあげましょう
③スパルタで接する
少しでも食事をこぼしたら怒鳴ったり、他人にうまく挨拶が出来なければ
人前にも関わらずきつく叱ったりとスパルタな教育をする親が増えてます
もちろんしつけという事の範囲ならば当然良いのですが、
少しの失敗も許されない環境は 子供にとって息が詰まってしまいます
校則ならぬ家則!
子供は失敗に気づいて成長するのが当たり前です
お父さん、お母さんだって失敗したことがありますよね?
お子さんが将来、自分の子供を授かった時に同じような教育をしてしまわないよう、
心のゆとりと時代(今は令和です)に合った教育をしていきましょう
④勉強だけさせる
子供には将来良い大学に入って 良い会社に勤めて欲しいと
思うのは当然なことです
ただ、その価値観は既に昭和の旧型教育の考え方です
しかし、それを強制するために現在でも塾に毎日通わせ、
友人と遊ぶことも禁止して勉強させるご家庭が増えています
小学生時代は勉強以外にも人として将来の社会人として
学ばなければいけない大切なこと、
経験しなくてはならない大事なことがたくさんあります
学習も頑張り、小学生時代にしか出来ないこともする、
バランスの良い子育てをしましょう
⑤全部 親がやってしまう
翌日の学校の準備や着替えなど 何かと手を出してしまっていませんか?
まだ幼くて一人では出来ない時に手伝うのはもちろん良いですが、ある程度成長し、
一人で出来るのにも関わらず 親がいつまでも手伝ってしまうのは良くありません
親の 過干渉 は必ず思春期で反抗的な態度を増幅させるだけでなく、
いろんな問題を起こす可能性が高くなります
過干渉を続けていると子供はどうせ親がやってくれるからと必ず甘えます
その甘えは 自主性がない という大きな代償となって
社会人になる頃、お子さんに現れます
ここからはお子さんに良い影響を与える 行動や習慣についてご紹介します
①前向きに物事を考える
考え方がポジティブであれば、日常生活も前向きに捉えられるようになります
同じ毎日でも 前向きに視点が変わるだけで全然違うものに見えます
不思議ですが、自然と言動も前向きなものになり、行動も表情も変わってきます
子供も そんな親を見れば、当然真似しますし、
前向きに生きることの大切さを 無意識に学ぶでしょう
親にとってはメリットばかりなので、
是非、自分と子供のために前向きな思考に変えましょう
②ストレスを発散する方法を 持っておく
子供に悪影響を与える親は、生活に不満を持っていたり、
ストレスが溜まっていることが多いです
最近、毎日報道される虐待もその一つの原因です
そのため、ストレスを発散出来る方法を持っておくのが オススメ です
お酒やタバコなど モノで発散するのではなく、行動で発散するという考え方です
軽いジョギングをしたり、散歩に行ったり、趣味に没頭したり、
自分の好きなことを上手に活用すると、とても良いストレス発散になります
オススメなのは ペットを飼う ことです
さらに、ペットショップで購入するのではなく、
里親募集サイトなどで引き取り手のない子を
お迎えするのは とても意義のあることだと思います
現在は犬、猫、鳥などの他に魚類、爬虫類、両生類も里親が募集されています
ペットのおうち[ 里親募集サイト ]
URL:https://www.pet-home.jp/all/
※里親になるには条件があります、サイト内のガイドを必ず読んでください
ペットが与える、人への良い影響が最近になって次々と報告され、
アニマルセラピーを始め、
認知症予防、精神安定、情操教育、道徳教育、理科的な観察思考に役立ちます
また、日々のお世話や共通の作業(エサやりや散歩、掃除など)による役割分担や家庭内の
コミュニケーションに効果が上がることが報告されています
特に子供時代にペットと過ごす良い影響は 計り知れないものがあります
③夫婦仲を 良好にする
仲が悪く、いつも喧嘩している両親のもとで育った子は 怯えやすかったり、
子供自身も キレやすかったりと良くない性質を持ってしまうことが多いです
そのため夫婦の仲は良くなるように工夫しましょう
時に言い合うこともあると思いますが、その時は子供が居ないところで
夫婦間の会話が以前より少ない、少なくなったご家庭は要注意です
話さなければ相手のことが いつまでも分かりません、まずは話しましょう
④子供の良い面を見る
子供を否定したり、他の子と比べたりせず、良い面を見てあげるように意識しましょう
「 こんなことが出来る様になったね 」
「 今回のテスト、80点も取れたなんてすごいじゃん! 」と
肯定する言葉をかけると、子供は前向きなモチベーションで物事を取り組むようになり、
学習面だけでなく、精神的に健康に育ちます
⑤子供のお手本になるような親でいること
何よりも大切なことは 親が子供に何を真似されても良いような親でいること
もちろん完璧な人は居ませんし、常に模範的でいようとするのは疲れますが、
子供のお手本になるような大人でいるように 心がけるだけでも十分良いです
そう意識していれば自然と行動も良いものになりますし、
そうして努力している親を見て子供も 多くのことを学びます
何よりも 見られていないようで、他人からはそういう行動は 素敵に見えます
⑥物を大切に扱う
モノ自体を大切に扱うのはもちろんですが、
そもそも、購入するモノ自体を生活に必要なモノに制限して
大切に長く使うようにしてください
コンビニ、スーパーのビニール袋も有料化ですし、
エコバックはもはや必需品です
普段のちょっとしたモノへの大切さを 姿勢として子供に見せると
無駄使いが少ない 金銭感覚が育ちます
日本は長い間、いかに収入を増やすかに教育の光を当ててきましたが、
令和からは そもそも自分に必要なモノだけを購入する
というオンリーワンの生活、
(欧米では定着している価値観の 3Rの考え方)にシフトしておかないと
お子さんはいつまでも昭和な考え方の困った大人になりかねません
さらに SDGsへとステップアップしましょう
※SDGsとは
「SDGs(エスディージーズ)」とは、
「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、
2015年9月に国連で開かれたサミットの中で世界のリーダーによって決められた、
国際社会共通の目標です
SDGsは、普遍的な目標として 「 誰も置き去りにしない 」 という約束を掲げています
詳しくは調べてみて下さい
親がつまでも 昭和の考え方、行動をしていると
子供は時代に対応できない大人になってしまいます
子供が外でも美しく振る舞えるように
親が日頃から気をつけるだけで 品が身に付きます
また、モノを大切にする人は 不思議と人も大切にします
~最後に伝えたいこと~
幼児、小学校低学年は
親の影響を強く受けますので
親に悪い習慣や行動があれば 子供も真似して当然です
塾の面談なども
小学校低学年は じっと行動を見ているだけでご家庭の様子が
手に取るようにわかってしまうのは
説明してきたように お子さんが無意識に教えてくれるからです
小学校中学年以上は言葉で表現することに切り替わるので
本人とお話をする必要があります
今回ご紹介したような悪い習慣に思い当たる節があればすぐに直していただき、
お子さんに良い影響を与える親の 6つの行動と習慣【令和編】を実践してみてください
人は見ていないようで 誰かがその行動を見ています
-おしまい-
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次回をお楽しみに♪
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