私たちは毎日、多くの人と関わりながら生活しています。
家族、友達、先生、地域の人たち――その中で大切にしたいのが「相手を思いやる心」です。
「思いやり」とは、相手の立場になって考え、相手が喜ぶことや困っていることに気付き、行動することかと思います。
何も特別なことをする必要はありません。
朝、元気よくあいさつをすることも思いやりです。
困っている人に「大丈夫?」と声をかけることも思いやりです。
例えば、雨の日に道ですれ違うとき、傘を少し傾けて相手に当たらないようにする人がいます。
自分だけではなく、相手のことも考えている行動です。
■道徳デジタル絵本動画(傘傾げ)
また、電車やバスで席を譲る、落とし物を届ける、友達の話を最後まで聞くことも同じです。
思いやりのある行動は、相手を幸せな気持ちにするだけではありません。
その優しさは周りにも広がっていきます。
親切にされた人は、「今度は自分も誰かに優しくしよう」と思うものです。
こうして思いやりは、人から人へとつながっていきます。

しかし、思いやりは相手の気持ちを想像しなければ生まれません。
自分が忙しいときや、気持ちに余裕がないときは、つい自分のことだけを考えてしまうこともあります。
そんなときこそ、「もし自分が相手の立場だったらどう思うだろう」と考えることが大切です。
相手を思いやる心は、勉強のようにテストの点数で測ることはできません。
しかし、人として成長するためにとても大切な力です。
人との信頼関係を築き、温かい社会をつくる土台にもなります。
今日一日を振り返ったとき、「誰かのために何かできただろうか」と考えてみましょう。
小さな親切や優しい言葉は、相手の心を明るくします。
そして、その行動はやがて自分自身にも返ってきます。
思いやりは、相手の気持ちを想像し、自分にできる小さな行動を積み重ねることです。
その一つひとつが、人と人との心をつなぐ大切な架け橋になるのです。
サッカー・ワールドカップの試合後に、日本サポーターがゴミを拾い集める事が注目されています。
誰かに言われたわけでも、強制されたわけでも無いのに、みんなが人や会場の事を考え、感謝の心で進んでやる。
そのような心を持つことができるようになれば、争いごとは起きなくなるかと思います。
今日一日、思いやりの心を持って過ごしてみましょう。
■サッカーサポーターがゴミ拾いをする理由
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