未来寺子屋

未来寺子屋

   「道徳」をもう一度、
    見直してみましょう。

最近、子供たちに伝えていることの一つに、

「人に迷惑をかけない」

ということがあります。

・電車やバスの中では大きな声で騒がない。
・順番を守って列に並ぶ。
・使った場所をきれいにする。
・自分が出したゴミは自分で片づける。

日本では、ごく普通のこととして、学校、家庭、地域などで教えられてきたことです。

このBlogのメインテーマかなと思います。
※傘傾げ、救急車、落とし物などの記事にもそれらのことを書いていますが。



でも、よく考えてみると、これらには共通点があります。
それは、「自分以外の人のことを考える」ということです。

▼「自分が楽しいから大きな声で話す」のではなく、周りには静かに過ごしたい人がいるかもしれない。

▼「自分が急いでいるから割り込む」のではなく、先に並んで待っている人がいる。

▼「誰かが掃除するからいい」ではなく、次に使う人が気持ちよく使えるようにする。

つまり、「人に迷惑をかけない」という考え方の根底には、相手を思いやる心があるのだと思います。

もちろん、周囲を気にしすぎて、自分の意見まで言えなくなってしまう必要はありません。

大切なのは、何かをする前に、

「これをしたら、周りの人はどう感じるだろう?」

と少しだけ想像してみることです。

これは、学校でも、スポーツでも、社会に出てからも必要になる力です。
自分のことだけを考えるのではなく、同じ場所にいる人のことも考える。

誰かに注意されるからやらないのではなく、「相手が嫌な思いをするかもしれないからやらない」。
この違いは、とても大きいと思います。

サッカーの練習の時に、「自分が先に!」と順番争いをする子が居ます。
低学年は、その傾向が強いのですが、そんな時、

「先にやっても、後にやっても、やる回数は同じだよ」というと、
「わかった…」という感じになります。

最初にやると得なのか?
もしかすると、最後にやると、おまけがあるかもしれないよ!!!(笑)

※残り物には福がある・・・
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子供たちには時々、「これは誰のおかげでできているんだろう?」と考えてほしいと思うことがあります。

例えば、サッカーの試合。

一生懸命プレーしているのは子供たちです。でも、その試合は選手だけではできません。

対戦してくれるチームがいる。審判がいる。グラウンドを準備してくれる人がいる。朝早くから送迎してくれる保護者がいる。ユニフォームを洗濯してくれる家族もいるでしょう。

勉強も同じです。

教えてくれる先生がいて、教材を準備する人がいて、学校や塾に通える環境をつくってくれる家族がいます。

私たちは、何かがうまくいった時、「自分が頑張ったから」と考えがちです。

もちろん、本人の努力は大切です。

でも、その努力ができる環境をつくってくれた人たちが、必ずどこかにいます。

「ありがとう」という言葉は、単に何かをしてもらった時に言う、お礼の言葉だけではないと思います。

自分一人の力だけで生きているのではない。
そのことに気づくための言葉でもあるのではないでしょうか。

そして、自分が誰かに支えてもらっていることに気づけば、今度は困っている人を見た時に、「自分に何かできないかな?」と考えられるようになります。



助けてもらったら、「ありがとう」。
そして、今度は自分が誰かを助ける。

応援してもらったら、「ありがとう」。
そして、今度は自分が誰かを応援する。

そうやって「ありがとう」は、人から人へとつながっていきます。

自分は、サッカーの指導をしている時、子供達が用具を持って来てくれた時、後片付けをしてくれた時、鍵を持って来てくれた時など、その時々に

「ありがと~! 助かる~」と言っています。(笑)

自分の行動で、誰かから感謝されるということを理解してくれるといいなと思っています!
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日々生活をしていると、「なぜこんなことをするのだろう」と感じる場面に出会うことがあります。

約束を平気で破る人。自分の利益のためなら嘘をつく人。人が困っていても見て見ぬふりをする人。感謝の気持ちを忘れ、自分さえ良ければいいという考え方をする人。

残念ながら、そのような人は決してゼロではありません。一部の日本人の中にも、そのような行動を取る人がいることは事実です。

しかし、その姿を見て「世の中はそんなものだ」と諦めてしまうのは、とてももったいないことです。

人は周りの環境に影響を受けます。「みんなやっているから」「自分だけ損をしたくないから」と考え始めると、知らず知らずのうちに自分の心も変わってしまいます。

だからこそ大切なのは、「周りがどうであれ、自分はどう生きるか」ということです。

道徳心とは、誰かに見られているから守るものではありません。誰も見ていなくても、人として正しいと思う行動を選べる心です。

落ちているゴミを拾う。約束を守る。ありがとうを伝える。人の努力を認める。間違えたら素直に謝る。

どれも特別なことではありません。しかし、その小さな積み重ねが、その人の信頼をつくり、人生を豊かにしてくれます。

子どもたちは、大人が思っている以上によく見ています。親や先生だけでなく、地域の人や身近な大人の姿から、「人としてどう生きるべきか」を学んでいます。

勉強ができることも大切です。スポーツが得意なことも素晴らしいでしょう。
しかし、それ以上に「この人なら信頼できる」と思われる人間になることは、一生の財産になります。

未来寺子屋では、学力だけでなく、人としての土台となる道徳心や思いやりも育てていきたいと考えています。

世の中には、道徳心に欠ける人がいるかもしれません。
それでも、その人たちに流されないようにしたいと思います。。

「自分だけは誠実でありたい。」

その気持ちを持ち続けられる人が一人増えれば、その周りも少しずつ変わっていきます。

未来を変えるのは、大きな出来事ではありません。
一人ひとりの小さな正しい行動の積み重ねなのです。
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