大正元年創業 つやま屋(出雲市)の「花あわ雪」 | 話のコレクション

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食べ歩き、旅行、散歩を中心に記事にします。が、それらに行けぬ時は、古今東西の興味深い話を記事にします。

 

数日前、さいたま市大宮区にあるそごう 大宮店で、買い物をした。

 

この時、買ったものに、花あわ雪がある。

 

これは、島根県出雲市にある津山屋製菓が製造した寒天和菓子。

 

寒天にメレンゲを合わせ、やわらかく、しっとり仕上げた中に、4色の寒天ゼリーを散りばめたという。

 

こういう作りの和菓子は、数十年食べていなかった。

それで、(久しぶりに食べてみよう)と、一袋手に入れたのだ。

 

 

味は、いちごゼリー入り、甘夏ゼリー入り、巨峰ゼリー入り、コーヒーゼリー入りの4種類。

 

この和菓子は、4色のゼリーが入っているので、見た目が綺麗。

 

 

花あわ雪は、今日、初めて食べた。

 

もっちりした食感で、後を引く甘さがあった。

 

後を引く甘さがあるので、渋味のある緑茶、深い苦味のあるコーヒーに合いそう。

つまり、これは、お茶菓子に使える。

 

これを製造している津山屋は、島根県出雲市にある。

出雲市のお隣は、島根県松江市。

 

松江は、江戸時代から茶の湯が盛んである。この和菓子は、多分、松江の茶の湯文化に合わせて、考案されたのではないか?

見た目が綺麗で、抹茶の横へ置くと、映えるはずだ。

 

製造者 津山屋製菓株式会社

その住所 島根県出雲市斐川町直江5246番地