私はハチ公に会った事がある! | 話のコレクション

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今日、4月8日は、忠犬ハチ公の日だという。
 
忠犬ハチ公は、大正12年(1923年)11月、秋田県大館に生まれた。
そして、昭和10年(1935年)3月8日、東京・渋谷で亡くなった。
 
ハチ公が渋谷駅前で、亡くなった飼い主を待ち続けた話は、美談として昔から国民の間で有名である。
 
私は、戦後生まれである。
ハチ公が亡くなってから、数十年たって生まれた。
「しかし、ハチ公に会った事がある」と言ったら、皆さんは驚くかも?
でも、これは本当の話である。
 
 
ハチ公の剥製が、東京・上野公園の国立科学博物館に展示されているのだ。
そして、私は何度もこれを見ている。
 
ハチ公は、死後も我々にその勇姿を見せ続けているのだ。
 
 
秋田犬のハチ公は、私が想像していたより、大きかった。
見ながら、(縄をつなぎ散歩させる時は、飼い主には腕ぷしの強さが必要だな)と思った。
 
大きい犬だから、散歩の時は、縄を抑える力がないとダメだ。
これがないと、ハチ公にぐいぐい引っ張られ、危ない。
 
例えば散歩中、
 
他の犬に出くわした場合、縄を抑え、ハチ公が動かないようにしないと、ケンカになってしまうかも?
 
ハチ公を見ながら、(今も生きていて、国立科学博物館の周りを一緒に、散歩したら楽しそうだな)とも思った。
 
我が家では、柴犬を17年間飼った事があった。
私は愛犬を、毎日散歩に連れて行っていた時期もあった。
 
そんな私だから、散歩という視点で、どうしても犬を見てしまう。
 
ハチ公の剥製を見ていても、(これがもし、今も生きていたらどういう風に散歩させるかな)なんて、そんな事ばかり考えてしまう。
 
 
ハチ公の剥製の側には、ジロの剥製も展示されている。
 
ジロは、南極観測犬だった。
ジロはタロと共に、無人の南極昭和基地で奇跡的に生き延び、スターになった樺太犬。
 
ジロは、死後相棒を、タロからハチ公にかえたのだ。
 
ジロ、タロが奇跡的に生還を果たした話は、「南極物語」として映画化された。
映画「南極物語」は、1980年代に大ヒットしたから、「見た事がある」という訪問者の方々もいるだろう。
 
※この記事の画像三枚は、私自身が撮影したもの。