ピエト・モンドリアンというオランダの画家がいた。
彼は1872年生まれ、1944年没。
彼は「新造形主義」を唱えた。
彼の代表作がコンポジションの連作。
この作品では、垂直にクロスする線に、原色の面が描かれる。
単純な絵で、我々でも真似して書けちゃいそうな感じなのだが、同時に難解である。
これを見ても、意味がわかる人は、たぶんいないだろう。
単純かつ難解な彼の作品は、「冷たい抽象」と呼ばれた。
彼の作品は、日本では所蔵が少ない。
が京都国立近代美術館(京都市左京区の岡崎公園内)には、コンポジションが2点ある。