池波正太郎も愛した「とんかつ ゆたか」 | 話のコレクション

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 私は2017年10月18日、東京都台東区浅草にある名店「とんかつ ゆたか」で食事を摂った。
 
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 「とんかつ ゆたか」は、昭和20年(1945年)創業。
 「とんかつの名店」として、昭和の頃からグルメにはお馴染みである。
 
 「鬼平犯科帳」や「剣客商売」などの作品で知られる作家・池波正太郎も、この店を愛したという。
 
 この店のこの日の開店時間は、午前11時30分。
 私は、午前11時32分だか33分に入ったのだが、既に数人の客がいた。
 
 
 
 品のある女性店員の案内で、2人掛けのテーブル席に着いた。
 
 店内も、日本家屋らしい品の良さがあった。
 
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 メニューを見て、注文したのは、グルメ達に評価が高いヒレかつ定食である。
 価格は、税込で2000円。
 
 都内のとんかつの名店の場合、とんかつ定食だと、2300円から3200円取られる所もある。
 
 税込2000円なら、私は高いとは思わない。
 
 
 
 注文してしばらく待つと、ヒレかつ定食が出てきた。
 この定食には、ヒレかつの他に、ご飯、赤味噌の味噌汁、お新香が付く。
 
 
 
 ヒレかつを食べてみると、衣がカリカリして、肉がふんわりしていた。
 それから軽い口当たりで、油がしっかり切られている。
 
 美味い!文句なく美味い!
 
 このとんかつは、肉はもちろん、衣までとても美味いのだ。
 良質のパン粉、玉子を使っているのだろう。
 
 それから、軽い口当たりに仕上がっているあたりで、料理人の腕の良さが、食べながらわかる。
 
 
 また、このとんかつの老舗は店が広く、客席が多いのも高く評価ができる。
 
 都内のとんかつの名店には、客席が十数席しかない所が多いのだ。
 しかし店内が広く、客席が多い方が、行列に並ぶ事もなく他の客を気にせず、食事に打ちこめる。
 
 
 とんかつ ゆたか
 住所 東京都台東区浅草1-15-9
 ●アクセス つくばEⅩPの浅草駅より、徒歩4分
 ●定休日  木曜日